逮捕直後からこけたほほと顔にかかるパーマの黒髪が、今一番ホットな俳優の一人とされている水嶋ヒロ(25)に似ているとネット上で大騒動になった市橋容疑者。その後、大手コミュニティーサイト上ではまたたく間に「市橋ファンクラブ」が誕生。最も大きなコミュニティーでは、メンバーが1371人にまで膨れ上がる異常事態に突入している。
「悪いことは絶対に悪い! だけど、カッコイイものはカッコイイんだもん」「あのフード越しに見える首のライン、ちょっとエロくてかっこいい…」。なかには「市橋達也親衛隊」なるものまで誕生。「市橋達也愛してる。明日行徳署行きます。何差し入れたらいいかな?」と野球部のキャプテンにあこがれる少女のごとく、熱いエールを送っている。
報奨金が1000万円にまでのぼった社会的に関心の高い事件だけに、不謹慎極まりないといったところだが、興奮冷めやらないネット上では“市橋シスターズ”まで誕生した。
ネット上には市橋容疑者への愛をうたうそのシスターズのプリクラが流出している。同容疑者が一面に掲載されたスポーツ紙を手に「市橋達也ラブ!! 達也、体大事に」と書き込むギャル系でカワイイ女性が3人。それぞれ市橋達也の「嫁」「女」「姫」と名乗っている。
これに対しネットでは「こんな可愛い子たちが市橋カッコイイとか言ってる日本…」などと批判的な書き込みが相次ぎ、さらなる騒動を巻き起こしている。
発端は、シスターズの一人が大手コミュニティーサイトでブログを開設していたこと。プロフィールによると18歳で、好きな有名人の欄に浜崎あゆみに並んで市橋達也の名前があった。好きなテレビ番組は「達也が出てる番組」というから、ちょっと悪ふざけがすぎやしないか。
事件の真相解明が待たれる中、市橋ファンクラブに対しても容赦ない批判が向けられている。ネットという匿名性に守られ、事の重大さを考えない軽はずみな行動と、それに踊るユーザー。由々しき事態といえそうだ。