リーズのEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)優勝に貢献した日本代表MF田中碧が、現地メディアからパフォーマンスを評価された。
EFLチャンピオンシップの最終節が3日に行われ、リーズはアウェイでプリマスと対戦。リーグ優勝がかかる重要な一戦で、田中はダブルボランチの一角として先発出場した。リーズは18分にオウンゴールで先制点を許したものの、53分に同点に追い付き、後半アディショナルタイム1分に逆転。2-1というスコアで勝利したリーズは勝ち点で並ぶバーンリーを得失点差で上回り、リーグ優勝を達成した。なお、田中は77分までプレーした。
地元メディア『ヨークシャー・イブニング・ポスト』は田中を10点満点中6点と採点し、「突破口を見出すことができず、本来の影響力を発揮することができなかった。後半に決定機が訪れた際には足を滑らせてしまった」と評価した。
また、地元メディア『リーズ・ライブ』は10点満点中7点としつつ、「巧みなパスをいくつか見せたが、デュエルでは力勝負で抜かれてしまう懸念があった。ボールを持てば前によく運んだが、決定機では不運にも足を滑らせてしまい、ここぞの決定力に欠けた」と評価した。
一方で地元メディア『リーズ・ユナイテッド・ニュース』は10点満点中4点とし、「よくボールを奪ったが、月曜日(ストーク戦)の素晴らしいパフォーマンスからは程遠かった。ボール保持では粗いプレーが目立ち、ボールロストから決定機を1度許してしまった。パスミスやボックス外からシュートすべきでない場面でシュートするなど、判断力にも欠けていた」と、田中のパフォーマンスを厳しく評価した。