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美浦黄門・橋本記者がエアシェイディを送り出す伊藤正師を直撃

 4歳牝馬の2強対決に注目が集まっている「第138回天皇賞・秋」(GI、東京芝2000メートル、11月2日)。だが、ひと筋縄では終わらないのが府中の2000メートル。まして牝馬2頭ですんなり決まるほど、競馬は簡単ではない。そこで、本紙・橋本記者は府中でめっぽう強い古豪エアシェイディに目を付け、管理する伊藤正徳調教師を直撃した。

 −−最終追い切りは坂路で800メートル49秒9、ラスト1F12秒0(馬なり)と速いタイムが出ました。
 伊藤正調教師「50秒ぐらいの予定だったが、併せ馬をした関係で速くなった。それも、最後の時間帯で馬場が荒れていたにもかかわらず、このタイムだからね。もっと早い時間帯なら48秒台が出たと思う。いい内容のケイコができたし、最近では一番の状態で臨める」

 −−以前と比べてどこが変わりましたか?
 伊藤正調教師「昨年の秋くらいから走るフォームが変わってきた。それまで後ろ脚だけで走っていたが、前脚も使って“四輪駆動”で走れるようになった。だから、坂路でも無理せず速いタイムが出る。精神面でもゆったりしてきたし、その成果が今年のAJC杯での初重賞制覇で実を結んだと思う」

 −−あと足りないのはGIタイトルだけですね。
 伊藤正調教師「そのチャンスは今回かもしれない。天皇賞・秋が一番合っていると思って、1年半計画で馬をつくってきて、ここまでは青写真通りにきたし、ディープインパクトと同じ最強世代の1頭として頑張りますよ」

 −−東京の2000メートルについては?
 伊藤正調教師「2歳時から中距離馬と確信していたし、条件はベストでしょう。千六を何回か使ったのは、瞬発力をつけるため。それはできたと思っている」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 伊藤正調教師「現時点でやれることはすべてやったし、人事を尽くして天命を待つ心境。ジョッキーには相手のペースに合わせるのではなく、自分でアドバンテージを持つレースをしてほしい。自分の競馬に徹すれば、結果はあとからついてくると信じています。応援してください」

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