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ブルゾン留学前ラストネタ披露に「もったいない」の声も 進化したネタの背景は

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ブルゾンちえみ

 4月12日に日本テレビ系で放送されたバラエティ番組『行列のできる法律相談所』にて、準レギュラーで出演しているブルゾンちえみが留学前、最後の番組出演を行い、長らく披露していなかった自身の代表ネタ「35億」を披露して、話題になっている。

 ブルゾンは2017年から本番組に出演していたが、2020年3月を以って所属事務所の渡辺プロダクションを退社。芸名をブルゾンちえみから本名の藤原史織へと改めて、イタリアへ留学することが発表されていた。

 『行列』では、彼女がブレイクしてから現在に至るまでの軌跡をVTRを含めて振り返り、別れを惜しんだほか、ブルゾンの事務所退所に合わせ解散となったブリリアンも駆けつけ、一夜限りとなる「ブルゾンちえみ with B」が復活した。

 ブルゾンはラストネタにて、『行列』のMC陣であるフットボールアワー・後藤輝基や東野幸治の楽屋挨拶へ行った際のエピソードをネタに落とし込み、笑いを誘ったほか、自身が留学を決めた際の体験を反映させた思われる「35億」を決め、有終の美を飾った。

 ネットでは、ブルゾンのラストネタに対し注目が集まり、Twitterでは「ブルゾンちえみ」がトレンド入りするなどした。

 特に、彼女のラストネタに対し高い評価が集まったようで、「これで見納めは寂しい」「今のネタめっちゃ面白かったのに休業は残念」「数年に一回でいいから戻ってネタを見せてほしい」という声が多くあった。

 ネットでの評判を総合すると、ブルゾンはブレイクした当初は芸歴がまだ2年だったこともあり、ややオーバー気味なダンスが特徴だったが、3年が経過し、自身の体験した実話をネタに落とし込むことができ、またネタに合わせた細かい素振りなどができるようになり、全体のクオリティが格段にレベルアップしており、これで「見納め」となるのは惜しいという意見が目立っていた。

 確かに、ブルゾンは今年で芸歴5年。ちょうど30歳という、精神・体力ともに芸人としては最も伸びるであろう時期での休業は、視聴者としても「勿体ない」という気持ちが多かったようだ。

 もっとも、ブルゾンの留学は2020年4月現在、新型コロナウイルスの影響により延期となっている。この機会にもう少し日本で踏ん張ってもいいのかも……。

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