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百田尚樹氏「はらわたが煮えくりかえりそう」横田滋氏息子・哲也氏の会見受け、メディアに怒り

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百田尚樹氏

 10日、元小説家の百田尚樹氏が、5日に亡くなった元北朝鮮による拉致被害者家族連絡会会長の横田滋氏や北朝鮮の拉致に対する日本政府と国民の対応について持論を展開した。
 横田滋氏の息子で、拉致されためぐみさんの弟である横田哲也氏が9日の記者会見で、「一番悪いのは北朝鮮で間違いないわけでありますが、拉致問題が解決しないことに関して、あるジャーナリストやメディアなどが『安倍総理は何をやっているんだ』というようなことをおっしゃる方もいます」と切り出す。

 そして、「北朝鮮問題が一丁目一番地で掲げていたのに、何も動いていないじゃないかというような発言を、ここ2、3日のメディアを私も見て耳にしておりますけれど、安倍総理・安倍政権が問題なのではなくて、40年以上も何もしてこなかった政治家や、『北朝鮮なんて拉致などするはずないでしょ』と言ってきたメディアがあったから、ここまで安倍総理・安倍政権が苦しんでいるんです」と、7日の『サンデーモーニング』(TBS系)で、青木理氏が拉致問題に絡んで安倍政権を批判したことなどに触れ、安倍総理を批判する風潮に強い憤りを見せる。

 ​>>百田氏「日本人の発言が封じられていく」 中国人観光客拒否のビラを貼った男が略式起訴され物議<<​​​

 さらに、哲也氏は「安倍総理、安倍政権は動いてやってくださっています。何もやってない方が政権批判するのは卑怯だと思います。拉致問題に協力して、様々な角度で動いてきた方がおっしゃるならまだ分かりますが、ちょっと的を射ていない発言をするのはこれからやめて欲しいと思っています」とメディアや政治家に苦言を呈す。この強い訴えを報じるメディアは皆無で、事実上「黙殺」されている状態だった。

 これに反応したのが元小説家の百田尚樹氏。記者会見の動画をリツイートすると、「横田滋さんの無念を思うと、はらわたが煮えくりかえりそうだ。拉致をデマだと言い続けてきた社会党やリベラル論客たち。知らん顔をしてきた自民党やメディア。私も含めて日本人はクズの集まりだった!」と自らの責任にも言及した上で怒りを見せる。
 さらに、「北朝鮮は本当に許せない国家だ!その下部組織である朝鮮総連がなぜ日本で堂々と活動できるのか!朝鮮学校になぜ税金が投入されるのか!拉致被害者を生んだ責任の一端は日本政府にある!国民の一人である私は、恥ずかしいし、情けない。私もクズである」と北朝鮮に憤る投稿を行う。

 そして、「キムタクとか明石家さんまさんとかの人気者が、自分の番組で、拉致問題を一言でも訴えてくれれば、多くの人が関心を持ってくれるんだけどなあ…」と付け加えた。

 この投稿に、「そう思う。日本人全員が拉致被害に向き合ってこなかった」「自分もクズだと思う。これから、拉致被害者に何ができるか考えたい」「国全体で向き合っていかなければいけないと感じた」「平和だからという理由で拉致被害問題を黙認し、北朝鮮を容認する。おかしい」などと同調の声が相次ぐ。そして、「拉致をデマと言いはった連中は横田さんに謝罪してほしい」「青木理氏は自分の発言の責任を取るべきだ」という声も。

 一方で、安倍政権に批判的な層からは「安倍政権が何も結果を出していないのは事実では」「批判するなというのはおかしい」という百田氏への反対意見や、「ネトウヨ」などと、哲也氏に対し誹謗中傷の声をぶつけるネットユーザーも出た。

 北朝鮮が日本人を拉致し、本国へ送り利用していたことは、紛れもない事実。そして、そのことについて日本が拉致被害者の一部帰国を実現した後、長年「何も出来ていない」こと、「拉致はない」と主張していた人物がいたこと、これらはすべて事実だ。政治思想に関係なく、今後我々が拉致被害者や家族に対し、「何ができるか」を考えていく必要がある。

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