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西武・森の号泣に「初めて見た」驚きの声 大久保元監督も「責任を感じていたはず」、サヨナラ直後の姿に反響相次ぐ

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大久保博元氏

 27日に行われた西武対日本ハムの一戦。試合は「8-7」で西武が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが西武・森友哉の号泣だった。

 同戦の西武は「6-7」と1点ビハインドで迎えた9回裏1死満塁から、4番・山川穂高が2点タイムリーを放ちサヨナラ勝ち。森を含めた西武選手たちは山川の元へ駆け寄り祝福した後ベンチへ引き揚げたが、この時森は号泣しておりユニフォームで何度も涙をぬぐっていた。

 森はベンチへ引き揚げ腰を下ろした後も、顔をうずめて涙を流したまましばらく動けず。この様子を心配したのか、秋元宏作一軍バッテリーコーチはすぐに森の隣に座り、肩に手を当てながら慰めていた。

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 号泣する森の姿を受け、元巨人・上原浩治氏や元楽天監督・大久保博元氏ら球界OBがSNSを通じてコメントしている。上原氏は27日に自身のツイッターに「チームとして勝ったから嬉しいけど、キャッチーとして悔しいんだろうなぁ」(原文ママ)と投稿。サヨナラ勝ちの喜び以上に、捕手として責任を果たせなかった悔しさがあったのだろうと森を思いやった。

 大久保氏は28日に自身のツイッターに投稿。「勝てない試合が続くライオンズの責任を『捕手』森が全て背負って責任を感じていたはず」と上原氏と同様、森が責任を感じていたのではと推測した上で、「今の苦しみが森友哉を大きく成長させる」とこの経験は今後に生きてくるとエールを送った。

 森の涙については、ネット上にも「森が号泣してるの初めて見た」、「途中で出た後に逆転食らってたから相当思いつめてたんだろうな」、「スタメン落ちした悔しさ、打てなかった悔しさがどっと来たのかな」、「この涙を無駄にしないようここから逆襲を見せてほしい」といった反応が多数寄せられている。

 「2013年ドラフトで1位指名を受け西武に入団した25歳の森は昨シーズンまでに『.298・74本・332打点・594安打』をマークし、2018、19年のリーグ2連覇に大きく貢献した正捕手。しかし、今シーズンは打率が『.261』、捕逸がリーグワーストの5個と攻守に精彩を欠き、チームも5位と低迷。12試合ぶりにスタメン落ちした同戦は7回の守備から途中出場しましたが、8回に逆転を許すなど投手をうまくリードしきれず、8回裏に迎えた打席でも空振り三振に終わっていました。自身の出場後に試合が暗転したこともあり、サヨナラ勝ちをしても悔しさを抑えることができなかったようですね」(野球ライター)

 試合後、西武・辻発彦監督から「野球の怖さを知ったと思う。今後に大きく生きてくる」と、悔しさをバネに成長してほしいと期待されている森。涙のサヨナラ劇を今後の復調のきっかけにすることはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
上原浩治氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/TeamUehara
大久保博元氏の公式ツイッターより
https://twitter.com/DAVEOHKUBO

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