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映画監督、映画鑑賞した女性を「奇女? 珍女?」と表現し炎上 「褒め言葉のつもり」と謝罪も波紋広がる

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画像はイメージです

 26日に公開された映画『JUNK HEAD』の監督である堀貴秀氏がツイッターに投稿したあるツイートが、物議を醸している。

 問題となっているのは、堀氏が29日に投稿したツイート。その中で、「週末興行情報でビックリしたのは観客の男女比率が6:4だって事!!」とその男女比率に驚きつつ、4割の女性観客について、「え?奇女?珍女? でもそんな女性とは話が合いそう」とつづった。

 しかし、この投稿に対しネットからは「性別によって趣味嗜好や理解度が決まるわけじゃない」「わざわざ男女で区別する必要ない」「男女比見て女性客に造語でレッテル貼るなんてひどい」という批判の声が殺到する事態となった。

 多くの批判に驚いたのか、堀氏は30日になり再びツイッターを更新し、「え~!?、、、、奇女、珍女って自分的に凄い親近感の有る表現だったんだけどダメ?」と困惑。その後、ツイートを削除し、「不快に思った方、すみません」と謝罪した。

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 また、堀氏はその後のツイートの中で、女性観客を「奇女」「珍女」と表現したことについて、「『JUNK HEAD』をこんなに女性に気に入ってもらえるとは思ってもなくて」と嬉しい誤算だったと説明。その上で、「自分変態とか言われると喜ぶ質だから奇女、珍女って同士的な褒め言葉のつもりで書いてしまいました」と褒め言葉だったと明かした。また、最後には「差別はしてないけど男女を区別してたのは確かだと思う」「女らしいとか、男とは感性が違うという先入観があった」と反省もつづっていた。

 しかし、その後もネット上では議論が広がり、「悪意がないのは明らかなのにそんなに悪いこと?」「バッシングするほどの投稿じゃない」という擁護の声や、「悪意の有無は、差別と関係ない」「自分が言われて喜ぶ『変態』の中に女性は入っていないから、わざわざ『奇女・珍女』という言葉が出てくるんでしょ」という冷たい声も寄せられていた。

 性差別が大きな問題となっていることもあり、この言葉を疑問視したネットユーザーが多かったようだ。

記事内の引用について
堀貴秀公式ツイッターより https://twitter.com/YAMIKEN123

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