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“橋田ファミリー”が橋田壽賀子さんに追悼コメント 今後の心配も

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泉ピン子

 NHK連続テレビ小説「おしん」やTBS系ドラマ「渡る世間は鬼ばかり(渡鬼)」などを手がけた脚本家・橋田壽賀子さんが4日午前9時13分、急性リンパ腫のため95歳で死去したことを5日、一般社団法人「橋田文化財団」が発表した。

 各メディアが報じたところによると、橋田さんは今年2月下旬、都内の病院に入院し治療に専念。3月中旬に静岡・熱海市内の病院に転院し、今月3日、市内の自宅に戻り、4日午前に静かに息を引き取ったという。

 故人の遺志により通夜・告別式は執り行わず、今日5日に荼毘に付された。また、お別れの会なども、遺志に従い行わないとした。

 「おしん」や「渡鬼」に出演して公私ともに親交を深めた女優の泉ピン子は橋田さんを看取ったそうで、追悼のコメント。

 ピン子は「昨日意識がなくなった時、『ママ』って呼ぶ私の声が聞こえたのか、最後に目を見開いたんです。それが最後でした。クルーズ旅行に行く時、お正月に着ていたお気に入りのドレスと、橋田文化財団を設立した時に作った松竹梅の思い出のドレスを着せて、私がお化粧をしてあげて、旅立ちました」などとした。

 ​>>『渡鬼』、ピン子とえなりの共演がない? ピン子ユーチューバー化より謎の行動も話題<<​​​

 「ピン子は橋田さんにとって娘のような存在。それだけに、橋田さんが住んでいる静岡・熱海に移り住んで橋田さんの自宅に頻繁に出入りしていた。そのおかげで、最期も看取ることができたようだ」(芸能記者)

 ピン子のほか、「渡鬼」に出演していた中田喜子、野村真美、藤田朋子も所属事務所を通して追悼コメント。今後、「渡鬼」の新作が放送されることはなさそうだが、“橋田ファミリー”たちの苦境は変わらないようだ。

 「橋田さんの脚本は独特で、あのセリフ回しに慣れてしまうとほかの映像作品の現場では厳しい。それに『渡鬼』のキャラクターは独特でそのイメージが強いので、切り替えることができないファミリーの面々はあまり仕事に恵まれていない」(テレビ局関係者)

 天国の橋田さんのためにも、ファミリーの面々には新天地で活躍を見せてほしいものだ。

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