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侍ジャパン・栗林、五輪後も大活躍は間違い無しか 極限状況で続く好投、その実力は既に新人離れ?

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 「与えられたポジションでしっかり自分の力を発揮して日本の金メダルに貢献できるようにやっていきたい」

 今年6月、東京五輪に挑む野球日本代表メンバーが発表され、初選出となった広島カープの栗林良吏はそうコメントを残している。

 迎えた東京五輪、栗林に『与えられたポジション』はゲームを締める投手、クローザーという役割だった。今回の自国開催のオリンピック、金メダル獲得のために選ばれたメンバーにはそうそうたる顔触れがそろっており、一昨年の世界一を経験している選手がベースとなっている。その中で、極めてプレッシャーのかかるポジションを担い、そして期待以上のパフォーマンスを見せ続けた。

 初戦のドミニカ共和国戦からマウンドに立ち、重圧の中の初登板を1失点にとどめその裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。開催国として負けることができないオープニングゲーム、最後にマウンドに送られた意味は、栗林の今大会での位置付けが改めて明確となるものだった。

 次のメキシコ戦では打者3人で抑え、3点のリードを守り見事にゲームを締めくくり、3度目の登板はノックアウトステージ初戦のアメリカ戦。国際大会独特のシチュエーションでも、その力を存分に発揮した。二転三転する試合展開から迎えた延長10回、ノーアウト、ランナー2人を背負う場面から始まるタイブレークを、1点も許すことなくアメリカ打線を封じる圧巻のピッチング。日本はその裏、1点をもぎ取り大会2度目のサヨナラでの勝利を手にしている。極限の状況での栗林の好投がここでも日本に勢いをもたらしたことは明らかだった。

 ルーキーで代表トップチーム初選出となった今大会。日の丸をつけての大舞台での投げっぷりはプロ1年目であることを、まるで感じさせないほどだ。ペナントレースでも防御率0点台はもちろん、奪三振数54という数字もリリーフ投手ではリーグトップと、前半戦の主役の一人と言える成績を残してきた。そしてその存在感、注目度は五輪での戦いを終えたシーズン再開後もさらに大きくなっていくはずだ。

 東京五輪というアスリートの憧れであり、選ばれた者だけが立てるステージにおいて、自身の言葉通りその役割を確実に果たしてきた栗林良吏。始まったばかりのプロキャリアには、1ページ目より輝かしい実績が加えられることとなった。そしてこの先にも長きにわたり、その力強いマウンド姿でまばゆいストーリーが紡がれていくことは間違いないだろう。(佐藤文孝)

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