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〝ネタ枯れ〟で視聴率が伸び悩み始めた『相棒』 劇場版の新作も計画が頓挫?

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水谷豊

 俳優の水谷豊が主演を務めるテレビ朝日の国民的刑事ドラマ「相棒」の新シリーズ「相棒 season20」の第9話が15日に放送され、平均世帯視聴率は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

 ​>>反町隆史が『相棒』を卒業する理由、自ら身を引いた? 後任は稲垣吾郎が本命か<<​​​

 水谷演じる主人公・杉下右京の4代目相棒役を務める反町隆史が、来年3月まで放送される今シーズンを以って卒業することが発表済み。反町は2015年10月スタートのシーズン14から出演し、今年11月24日放送回で歴代相棒最多となる125回の出演記録を打ち立てていた。

 今シーズンの初回の平均世帯視聴率は15.2%で、第6話は11.0%までダウン。しかし、反町の卒業発表があった日に放送された第7話は15.0%で、一気に4.0ポイント上昇したが、第8話は11.2%だった。

 「これまでのシーズンにないほど視聴率が落ち込んでしまっているが、要は事件の〝ネタ枯れ〟で視聴者が飽き始めてしまっている。とはいえ、これだけシリーズを重ねていれば、ありとあらゆる事件がネタにされてしまっているので、そうなるのも仕方ない話」(テレビ局関係者) 

 第9話では、20年前に起きた殺人事件の被害者の生まれ変わりを名乗る大学生が現れ、興味を持った右京は独自の検証を開始。生まれ変わりという主張が信憑性を帯びてくる中、大学生に新たな記憶が蘇り……という展開だった。

 「今シーズンではVR空間に右京が潜入するなど、はやり物を取り入れたりしているが、初期からのシリーズのファンはあまりそういう展開を望んでいないだろう。来年夏で水谷がシリーズからの卒業を宣言している70歳を迎えるが、水谷の見立ては当たっていたのでは。劇場版最新作の撮影も計画が頓挫してしまったというだけに、いよいよ今シーズンで終了かもしれない」(芸能記者)

 全権を持つ水谷の胸中やいかに。

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