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阪神・糸井に「何歳や思ってんねん」 金村氏がハイペース調整に苦言、本人の過去発言から反発も

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 野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、7日放送の『金村義明のええかげんにせぇ~!』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ19年目・40歳の糸井嘉男にまつわる発言がネット上で物議を醸している。

 今回の番組で金村氏は、阪神・矢野燿大監督がキャンプイン前日に今季限りでの退任を表明したことへの驚きや、日本ハム・新庄監督の一挙手一投足で盛り上がる日本ハムキャンプ地の雰囲気などを話した。その中で、8日の練習試合・阪神対日本ハム戦に糸井が先発予定であることを問題視した。

 >>阪神・藤浪は「もう無理」金村氏の辛らつコメントに怒りの声 不振脱却はもはや絶望的?「先発固定なら芽はある」反論も<<

 矢野監督は試合前日の7日にスタメンオーダーを事前発表。糸井は「5番・DH」とクリーンアップの一角として先発に名を連ねている。

 ただ、金村氏は「俺もうお願いしたいわ(井上一樹)ヘッドコーチに。『糸井はゆっくりやらせ』と。もう何歳や思ってんねん」と、40歳の糸井をキャンプシーズン序盤の実戦に出す必要はあるのかと井上ヘッドに苦言を呈した。

 金村氏は続けて、「なんで今一生懸命にやらすん。二軍で釣りでもしながらゆっくりやっとけと(言うべき)」、「ほんでゆっくりピークを3、4月に持ってこいと。(でも)初日からこれ見てたらもう紅白戦も出てるし」とコメント。今春キャンプの糸井は初日からフルで練習メニューをこなし、5日の紅白戦にも先発出場しているが、調整ペースが早すぎるのではと指摘した。

 この金村氏の発言を受け、ネット上には「確かに今キャンプの糸井は一軍半の若手みたいな調整ペースな気はする」、「歳も歳だけに故障が怖いし、首脳陣はちょっとブレーキかけてもいい」と同調の声が挙がった。一方、「実戦は首脳陣が出させたんじゃなくて、糸井が志願して出場したんじゃなかったか?」、「本人が望んでやってるんだから口出しは不要では」と反発も多数みられた。

 「糸井は阪神入りした2017年から2021年までのキャンプシーズン中、最も早く実戦に出場したのは昨年の2月21日(練習試合・日本ハム戦)。今年は5日に紅白戦出場、8日に練習試合出場予定とかなり前倒しで実戦に臨んでいますが、各報道によると5日の試合は自ら志願して出場したとのこと。また、8日の出場理由についても『レギュラーじゃないから』と、ここ2年手放しているレギュラー奪還へのアピールのためと語ったことが伝えられています。ハイペース調整は本人が進んで行っているということから、外野は余計な口を挟むべきではないと考えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター)

 ヒットを1本放った5日の紅白戦後には、矢野監督から「大したもん。全部のメニューを特別じゃなく当たり前にやってくれている」と称賛されたことも伝えられている糸井。チーム最年長ながら現役・レギュラーとしての活躍に意欲的な姿勢を見せているが、8日の練習試合でもハイペース調整の成果を結果で示すことはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

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