さて、今週は「第68回エンプレス杯(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれる。
本命にはショウナンナデシコを推す。初重賞挑戦となった前走、ゲートでそわそわしていたもののまずまずのスタートを切ると、馬なりのまま4番手の位置を取る。折り合いはしっかりと付き内でじっくりと脚を溜め、後は直線で爆発させるだけであったが、進路がなく仕掛けが若干遅れたものの、進路が開けるとしっかりと脚を使ってクビ差の2着。直線ヨーイドンの切れ勝負になった分、勝ち馬に切れ負けしてのものだけに強い内容だった。3走前に2000mの距離でも勝っており、それも負かした相手には先日仁川S(L)を勝ったグレートタイムなどがおり、メンバーレベルもなかなかのものだった。しかも2着だったグレートタイムに0秒3差をつけているから評価できる。今回は初の川崎競馬場となるが、競馬が上手いタイプだけにどんなコース形態でも問題ないだろう。状態に関しても心配はなく、ここは勝ち負けになるだろう。
相手本線はレーヌブランシュ。前走はスタートが若干合わず馬群の中での競馬を強いられ、本馬にとって分が悪い直線ヨーイドンの切れ勝負になってしまい4着まで。最後まで伸びているだけにもったいない競馬になってしまった。今回は13頭立ての9番ということで包まれる可能性は低く、展開的にもすんなり先行できそうなメンバー構成ということもあり、自分の競馬ができる可能性は高く巻き返す。
一発があるとすれば、ハナを切れれば粘り強いサルサディオーネ。
以下、ウェルドーン、ダイアナブライトまで。
◎(4)ショウナンナデシコ
〇(9)レーヌブランシュ
▲(12)サルサディオーネ
△(5)ウェルドーン
△(10)ダイアナブライト
買い目
【馬単】5点
(4)→(5)(9)(12)
(9)(12)→(4)
【3連複2頭軸流し】3点
(4)(9)-(5)(10)(12)
【3連単フォーメーション】12点
(4)→(9)(12)→(5)(9)(10)(12)
(9)(12)→(4)→(5)(9)(10)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。