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【放送事故伝説】『水曜日のダウンタウン』初期の大トラブル「水戸黄門事件」

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 2014年から放送開始。今やTBSの看板バラエティ番組となっている『水曜日のダウンタウン』。芸人が考案するユニークな説、隠し撮りを主体とした番組スタッフの過激演出など、主に若い世代から圧倒的な支持を得ている本番組は、放送開始8年を迎えた今も、ますますパワーアップしている印象すらある。

 だが、番組開始当初はその過激演出が仇となったのか、「ヤラセ」を疑われ大ピンチに陥った事がある。キッカケは放送2周年を間近に控えた2016年2月3日に放送された、「水戸なら今でも印籠の効果あるんじゃないか説」の検証VTRであった。

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 「水戸なら今でも印籠の効果あるんじゃないか説」は、水戸黄門(徳川光圀)の故郷である茨城県水戸市ならば、江戸幕府が滅んだ現在でも、ドラマ『水戸黄門』(同)のように印籠を見せることで、悪人を説き伏せる事ができるのではないか、という素朴な疑問から生まれた仮説。番組スタッフは、水戸黄門一行をイメージした男性3名を水戸市へと送り込んだ。

 男性3名は、歩きスマホや路上喫煙をしている住民に次々に声をかけ、印籠を見せたが悪事は収まる事はなく、最終的に水戸黄門一行は注意した男性4人組から「バカにしてんのかコノヤロー!」と逆に凄まれ、暴行されかかるというシーンで検証VTRは終わった。

 このVTRにスタジオは大爆笑で終わったが、後日水戸黄門一行に暴行を振るおうとしたグループは、番組側が用意したエキストラである事が判明。水戸市は「ヤラセなのにドキュメンタリーであるかのように放送し、視聴者に水戸市は粗暴な若者が多く、治安も悪いと誤解させた」とし、BPO(放送倫理・番組向上機構)に意見書が出されるなど大トラブルになった。

 『水曜日のダウンタウン』側は、TBS広報部を通じて謝罪し、本問題は解決しているが、本事件以降『水曜日のダウンタウン』の内容はよりエスカレート。現在は「ノンフィクション」を極めるあまり、かなり無茶な収録をする番組へと進化してしまったようだ。

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