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階段から突き落とすマジ喧嘩も? 芸歴30年を迎える陣内智則とケンドーコバヤシの絶妙な関係

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ケンドーコバヤシ

 今年で芸歴30周年を迎える芸人は多い。吉本興業で言うと、NSC(吉本の養成所)11期生の世代だ。ケンドーコバヤシ、陣内智則、たむらけんじ、中川家ほか、吉本以外だと、アンジャッシュの児嶋一哉、そのほか、構成作家などで活躍している元ハリガネロックのユウキロック、コメンテーターなどで活躍している野々村友紀子などもいる。

 「その中で、特に名コンビとして名を挙げられるのがケンコバと陣内です。同じピン芸人同士ですが、一度は正式にコンビを結成しかけたことも……。タイミングが悪く実現はしなかったものの、2人の掛け合いは息ぴったり。ニコイチで番組に出ることも多々ありました。そんな2人はプライベートでも仲が良かった。だからこそ、いろんなエピソードがあるんです」(芸能ライター)

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 若手の頃、陣内がケンコバの家に長らく住みついていたことがあった。全く帰らない陣内に腹が立ったケンコバは、真夏の日、彼が寝ている隙に40度の暖房をつけ、扉が開かないよう細工。その後帰宅すると、閉じ込められて意識朦朧となった陣内が「殺したる!」と激怒。ケンコバに飛びかかり、階段から突き落とされたという。

 「ケンコバと陣内がグアム旅行をした時のこと。せっかくの海外旅行にも関わらず、天気が悪く、いろいろあって苛立ちも募るばかり。とうとう両方の不満が溜まり、海で喧嘩となりました。お互い胸ぐらを掴もうとしたものの、裸で掴むものがなかっため、お互いの海パンを掴んで喧嘩をした……というエピソードもあります」(同上)

 こうして2人や周りから語られるエピソードは笑い話が多いが、本当に不仲になったこともあった。陣内、ケンコバ、たむけんの3人で『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際、ケンコバが「(陣内が売れ始めた頃)良くない時期があった」「こんな空気があった(天狗になった)ことに怒ってたんやろな」と回顧。よく喧嘩をしていたと振り返っていた。

 大阪から飛び出し、今や全国区となったケンコバと陣内。まだまだテレビや劇場のメインとして、人気を集めている。彼らを含む芸歴30年となる芸人の活躍はこれからも続きそうだ。

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