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明石家さんまがYouTuber、ネットデビューしないワケ

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明石家さんま

 大物お笑い芸人が続々とネットデビューしている。これまで、ダウンタウンの松本人志がAmazonプライムビデオで『ドキュメンタル』を手がけたほか、とんねるず・石橋貴明のYouTuberデビューなどが知られている。さらに、ここにきてビートたけしも伝説のバラエティ番組『風雲!たけし城』(TBS系)がAmazonプライムビデオで34年ぶりに復活すると発表された。

 お笑い芸人がテレビからネットに活躍や表現の場を移すのは一つの流れと言える。ただ、かたくなにテレビやラジオへのこだわりを持つように見えるのが明石家さんまだ。さんまは、あえてネットを選んでいないようだ。

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 2020年5月9日放送の『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)では「俺はもう、YouTubeなんか絶対出ないと思うけども。俺がYouTube出たらあかんやろ」と語っている。その理由として「テレビで生きてきた人間が、テレビを守ろうとしてるからな、俺は。その部分でYouTube出たらあかんと思うねん」と述べている。

 2018年11月17日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)では、YouTuber芸人のカジサックことキングコングの梶原雄太がゲスト出演。これに対しさんまは「テレビでこれからお笑いやっていこう、頑張ろう、テレビを一人でも多く見てほしいという人間は、YouTuber敵やねん」とコメント。バラエティ番組のノリもあるとは言え、さんまがYouTubeやネットを否定的にみているのは確かだろう。

 2020年6月29日放送の関西系のバラエティ番組『痛快! 明石家電視台』(毎日放送)では村上ショージから「YouTubeはしないでしょ? なんぼ金積まれても出えへんぞって言うてましたやん」とツッコまれている。

 そんなさんまだが、オリエンタルラジオの中田敦彦や、元雨上がり決死隊の宮迫博之からYouTube出演のオファーを受けているとも複数の番組で明かしている。今後、さんまのネット番組解禁がどこのタイミングであるのかは気になるところだ。

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