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北朝鮮、ロシアのウクライナ侵攻から影響?「プーチンのやり方に鼓舞されて」李相哲教授が指摘

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画像はイメージです

 4月27日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、北朝鮮情勢に詳しい龍谷大学教授の李相哲氏が電話でゲスト出演した。

 李氏は25日夜に行われた北朝鮮の軍事パレードに関して、「今回非常に怖い話を金正恩が演説で口にしたんです」と明かした。

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 金正恩総書記が核に対する認識を「今までは核兵器は戦争抑制の武器だと言ってきたのが、それに限らず国家の根本利益を害することに対して核を使う」と変えてきた点を指摘。李氏は「根本利益を害する」判断をするのは金総書記本人であり、「日本で北朝鮮の資産を差し押さえたら、根本利益を害するとして核使用が可能なんです」と解釈が広まったと指摘。さらに今後は「北朝鮮に入る石油の禁輸措置、物資を運ぶ船の臨検とか、そういうことを視野に入れるんじゃないか。そういうことを北朝鮮は国家の根本利益を害する行為」と考えるのではと分析した。

 さらに、この動きの背景には、ロシアのウクライナ侵攻も影響しているようだ。辛坊治郎氏が「最近のプーチン大統領の喋る内容というのを聞いていて、言い方が金正恩そっくりだなって感じがする」とコメントすると、李氏も「金正恩もプーチンのやり方を見て鼓舞されていると思います」と話した。

 李氏は「つまりプーチン大統領が核をちょっと口にすると、西側諸国というかアメリカとかが戸惑ったりとか、ひるむことさえもありますよね。ですから金正恩が今回、大胆にも『我が国に対して何かやったら核を使うぞ』と言うことだと思いますけどね」と話していた。これには、辛坊氏も「ロシアのウクライナ侵攻の負の影響がじわじわ出始めている気がする」とコメントしていた。

 これには、ネット上で「プーチンの行動が金正恩に悪い影響を与えちゃってるのか」「これはテレビじゃ聞けない話だな」といった声が聞かれた。

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