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「俺のものだから問題ない」86歳男、役員報酬カットに怒りハンマーで電話機を破壊

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 福岡県北九州市で、86歳の男が取締役を務める会社の電話機を壊したとして逮捕。その凶暴な行動に驚きが広がっている。

 男は9日、自身が取締役を務める北九州市小倉北区の電気工事会社を訪れると、「俺のものやけ、壊しても問題ないやろうが」と怒鳴りながら、電話機を長さ30センチのハンマーで叩き壊した。その後、従業員が110番通報し、11日に容疑が固まったため、威力業務妨害の疑いで逮捕した。

 86歳と、90歳にもなろうかという男の怒った理由は何だったのか。警察によると、男は53歳の社長から月額10万円の役員報酬をカットすることを告げられており、そのことに腹を立てての犯行であると見られている。また、男はこの3月まで社長を務め、現在の社長とは経営方針を巡り、対立していたとのことだ。86歳という年齢で会社にどのような貢献をしていたのかは不明だが、怒りに任せて電話機を叩き壊すとは異常である。

 この男に、ネット上では「なんでもオラオラで仕事をやってきたんだろう。パワハラに疲れて、今の社長が追放したんじゃないの?」「86歳のじいさんに月額10万円を払うのは会社に取って損失でしかない。妥当な判断だと思う」「キレるジイさんが増えている。本当に怖い」「自分が会社を作り運営してきたという自負があるのかもしれないが、引くべきところは引くべきだ」と呆れの声が上がる。
 
 また、「図らずもこれで会社は男を解任する正当な理由ができた」「黙っていれば大きな顔だけはできたはずなのに。バカだね」「気に入らないなら自分で会社を起こすとかすればいいだろ」「会社にとっては渡りに船の行動だったかも」などという指摘も出ていた。

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