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54歳自称会社員、コンビニ強盗を企てるも拒否され逃走 店員に称賛の声も

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画像はイメージです

 埼玉県加須市のコンビニエンスストアで現金を奪おうとしたとして、54歳自称会社員の男が逮捕された。

 男は19日午前0時50分ごろ、加須市内のコンビニエンスストアに客を装って侵入する。そして、商品の棚を整理していた22歳男性店員に対し、刃物を突きつけて「金を出せ」と脅した。

 ​>>22歳大学生男、コンビニで商品に放尿して逮捕 見つけた店員が通報<<​​​

 店員はレジカウンターに移動した後、「無理です」と要求を拒否する。すると、男は何も取らずに逃走した。その後、通報を受けた警察官が付近を捜査したところ、同市内の別のコンビニいるところを発見。25日になり、強盗未遂容疑で逮捕した。警察の取り調べに対し、男は「間違いなく自分がやった」「金がなくて困っていた」などと容疑を認めている。何も取らずに逃げたところを見ると、殺傷の意思はなかったものと見られるが、重大犯罪であることは間違いない。

 男の行動に、ネット上では「仕事を選んでいる。選ばなければいくらでもあるはずなので、お金がないと言うのは自分が悪い」「最近のコンビニは客が自分でタッチパネルを選んで精算するレジが増えている。脅されてもすぐに金は出せないんだよ。こういうタイプのコンビニ強盗は激減するんじゃないのかな」「会社員なら、金はあるはずなのに。競馬やパチンコに使ったんじゃないの?」と憤りの声が上がる。

 また、きっぱりと断った店員に「メンタルがすごい。自分なら怯んでしまう」「断って刺されなくて良かった」という声も。そして、「金を出せないと言われて立ち去り、正直に犯行を認めたあたりは悪い人ではないのかも」「この国は40~50代がつらい思いをしている。行動は絶対に認められないが、同情したくなる部分もある」という指摘もあった。

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