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日本ハム・新庄監督、コーチ陣の意見を無視?「俺以外は申告」柳田勝負の舞台裏明かし批判、適切な采配と擁護も

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新庄剛志監督

 4日に行われ、「3-3」の引き分けとなった日本ハム対ソフトバンク戦。試合後に伝えられた日本ハム・新庄剛志監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 問題となっているのは、延長12回表2死二塁での采配に関するコメント。この場面は得点圏に走者を置くピンチだったこと、打席にはチームトップの本塁打・打点をマークする主砲・柳田悠岐が入っていたことから、申告敬遠で勝負を避ける選択がセオリー。しかし、新庄監督はマウンド上の7番手・玉井大翔を柳田と勝負させた。

 玉井が柳田を左邪飛に打ち取ったため采配的中という形となった新庄監督。ただ、試合後に応じた取材ではこの采配について「ああいう場面はやっぱ、ピッチャーを成長させるために勝負ですよ。俺以外(のコーチ陣)はみんな申告(敬遠策を提言)でした」と、玉井の経験につながると考えた自身の独断だったことを明かしたという。

 >>日本ハム・新庄監督、清宮三塁起用へのコメントに驚きの声「そっちの指示じゃないのか」 異例采配を振るった中嶋監督の意図は<<

 この新庄監督のコメントを受け、ネット上には「結果的には成功だったとはいえ、他コーチの意見を聞き入れないのはどうなのか」、「半々で意見が割れてるならともかく、自分以外の全員が勧めてる策を無視するのはダメだろ」、「今後もこんな調子だと、首脳陣の間に変な軋轢が生じるリスクもありそうだし怖いな」といった苦言が多数寄せられた。

 独断で勝負を選択し疑問視されている新庄監督だが、中にはデータ的には理にかなっていたという指摘も上がっている。今回柳田と勝負した玉井はプロ6年目・30歳のリリーフ右腕だが、4日試合前時点では柳田に対被打率「.000(8打数無安打)」と過去1本もヒットを許していない。一方、柳田の後に控えていたデスパイネには被打率「.333(12打数4安打)」と打ち込まれていたため、ファンの間では「相性を考えると、申告敬遠ならその後デスパイネに打たれて負けって展開もあり得たのでは?」といった意見も散見される。

 ここを抑えれば負けはなくなるという勝負どころで飛び出た新庄監督のセオリー外采配。独断での実行が正しかったのかどうかはファンの間でも意見が割れているようだ。

文 / 柴田雅人

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