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経営者でグラドルのくりえみ「枕営業やっていると言われたりする」悩みを吐露 写真集は「最高の一冊」

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くりえみ

 グラビアアイドルのくりえみが19日、都内で写真集「革命家」(講談社)の発売記念記者会見に出席した。

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 くりえみは本作が3作目の写真集となる。発売の感想を聞かれると、「正直30歳まで出さないと思っていたんです」と述べ、「(前作から)想像よりも早くお声を掛けていただいて、迷ったんですけど、せっかくお声掛けしてもらっているし、これが20代最後かもしれないなって思って出すことに決めました」と出版までの経緯を振り返る。

 撮影は昨年、都内で行ったと言い、「女性からも憧れられるような私を見てもらいたいという思いで撮影しました」と回顧。「私が普段、鍛えている体や肌が写真から伝わればいいなって。体の線を見せたいので、ヒップのラインが綺麗に見えるパンツを用意してもらって、トップスの色味にもこだわりました」と工夫を明かす。

 撮影にあたって田中みな実の写真集を参考にしたとも明かし、「田中みな実さんの写真集は女性もたくさん見ているイメージがあって、田中さんも自分の綺麗なところを追求しているんです。田中さんの写真と似た写真が今回の私のお気に入りのカットになりました」と話す。

 写真集の完成度を聞かれると、「90点」と回答。「最高のチームで最高の一冊を作れました」と自信たっぷりの表情を見せ、「最高のチームで最高の物が作れたけど、急遽決まって、時間がなくて、欲を言うなら海外でもロケがしたかったなって。今回、いい物ができたので、もっと海外でも撮影できたらいいなって思います。人生でもう一回出す機会があれば海外でやってみたい」と笑顔を見せる。

 くりえみは美容系の会社の経営者でもあることから、「起業家としての苦労」を問われる一幕もあったが、「どうあがいてもお飾りと思われる。どれだけゼロからやっていても、外側の人からは誰かが手助けしていると思われてしまう」と悩みを明かす。一方で、「でも、今はどう思われてもいい。枕営業をやっているとか言われたりもするんです。安く見られがちなんです。けど、そう思われてもいいんです。今はいい。これからいろんな事業をやっていく中でちゃんと成功例を出して行ければ」と前を向く。

 また、事業に関しては「日々事故ばかり」とも述べ、「自分が信用してた人からの裏切りに遭ったりもします。芸能では所属事務所のマネージャーや社長が私の尻拭いをしてくれますけど、会社の経営面では私の会社なので、自分で尻拭いをしないといけない」とコメント。「今年やってみたいこと」を聞かれると、「社長としては常に新しいことを考えているんです。グラビアもやって行って、女性の体を見せる仕事に就いているので、フェムテックの事業は実現させたい」と述べ、芸能面でも「ここ最近、報道系の仕事が増えて、それが楽しくて。自分自身の勉強にもなるし、世の中の情勢に対して、若者とかZ世代の人がもっと知見を持ってもらえるよう頑張りたいです」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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