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広瀬すず、『ちはやふる』以降のヒット作なし? 次の主演映画が正念場か

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広瀬すず

 女優の広瀬すずが10日、都内で行われた映画「水は海に向かって流れる」(6月9日公開)の完成披露試写会に出席したことを、各メディアが報じた。

 今作は、田島列島さんの同名漫画が原作。過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言し、日々を淡々と過ごしていた榊さんこと、榊千紗(広瀬)が、10歳年下の高校生、直達(大西利空)との出会いをきっかけに変わっていく姿が描かれる。

 広瀬は今作で自身初となるOL役を演じるため、「新しい挑戦になった」と話し、「これまでもよく『気が強そうだね』って人に言われるんです。今回、原作よりもすごく気の強い榊さんになってしまった。私の原作のイメージとは違くて、いろんなところで謝っている」と告白したという。

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 「このところ、趣味でキックボクシングにハマっているようで、それでストレスを発散しているようだが、性格がさらに好戦的になっているのでは。もっと、〝癒やし〟を得られるような趣味に切り替えた方が仕事のためにはプラスになるのでは」(映画業界関係者)

 2016年から18年まで三部作が公開された、人気コミックを実写化した映画「ちはやふる」シリーズがヒットして一躍脚光を浴びた広瀬。

 その後、続々と主演作のオファーが殺到したが、主演した昨年公開の「流浪の月」、今年公開の嵐・櫻井翔とW主演の「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」はいずれも興行収入が振るわず。

 今年1月期の初のTBS系連続ドラマ主演作で、King & Princeの永瀬廉と共演した「夕暮れに、手をつなぐ」も微妙な評価だった。

 「徐々に同年代のほかの女優たちも台頭し始めているだけに、このままだと、主演のオファーが減りそう。新境地を開拓した『水は-』で高い評価を受ければ、オファーを受ける役の幅も広がりそうで、女優としては正念場の作品になりそうだ」(芸能記者)

 女優として新たな段階に入ったようだ。

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