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七夕賞(GIII 福島芝2000m 8日)本紙・橋本記者がユメノシルシ陣営を直撃!

 −−前哨戦の福島テレビオープンは直線一気を決め、逃げ馬のイメージを一新した。
 大久保洋師「後ろから競馬をしたのは、(内枠に)2、3頭行く馬がいたし、こっちは外枠(16番)だったから。もともと、ハナにはこだわらないタイプだが、馬場の良いところを選んで外を回ってきたし、見ていてどうなることかと…。天皇賞(15着)よりメンバーは楽だったが、思った以上に強い競馬だった。新しい面を引き出せた点でも収穫は大きかった」

 −−5歳の今年はここまで6戦4勝、2着1回とほぼパーフェクト。どこが変わったのか。
 大久保洋師「ひと言でいえば、馬がしっかりして力をつけてきたということ。芝の長いところを使うようになって素質開花した。昨年までダート中心に使ってきたのは、馬が緩かったから。その方が(馬は)痛まないし、無理をさせなかったことが今につながっている。ケイコでも時計が出るようになった」

 −−最終追い切りの感想は。
 大久保洋師「中1週と間隔が詰まっているため、ケイコはあまり走らない馬と併せた。前走でほぼ仕上がっていたから大きな上積みはないが、状態はいい意味で平行線できている」

 −−枠順と馬場状態については?
 大久保洋師「枠順は真ん中より外めが理想。道悪は下手ではないし、少し時計がかかり、2分ソコソコの決着になってほしい」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 大久保洋師「どんな競馬でもできるし、1F延長もプラスになる。このレースが目標だったから、ぜひ結果を出したい」

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