直木賞作家・東野圭吾氏の原作を映画化。高級ホテルを舞台に起こる連続殺人事件の真相に迫る。
主人公を演じるのは元SMAPで俳優の木村拓哉。警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介役で、予告連続殺人犯の次の犯行場所とされるホテルに、ホテルマンとして潜入して捜査する役どころだ。
「キムタクといえば、昨年の主演映画『検察側の罪人』があまり話題にならず。そのことが悔しくて、今作はより一層番宣に励みましたが、それがヒットにつながりました。キムタクも製作サイドも万々歳なのでは」(映画業界関係者)
木村の熱演も当然、見どころだが、ほかにも見どころが満載だという。
「新田刑事の“相棒”が2人いて、ホテル側は長澤まさみ、警察側は小日向文世が演じている。長澤と小日向といえば、ドラマ版が好評で映画化された『映画 コンフィデンスマンJP ―ロマンス編―』(5月17日公開)で共演。ドラマ版のファンにはたまらないやりとりでしょう。『マスカレード』と同じ東宝が配給なので、作品のヒットと新作の番宣で一石二鳥といったところでしょうか」(映画ライター)
そして、映画内で共演しているのが、昨年7月に結婚した俳優の勝地涼と元AKB48の前田敦子。
「すでに舞台あいさつで勝地がネタバラししていますが、前田演じる宿泊客をストーキングする役どころ。とはいえ、終盤の重要なシーンです」(同)
また、すでに本人がネタバラししているが、ラストに近い場面でお笑いタレントの明石家さんまが、チェックインする宿泊客で出演しているという。