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なんだこれは!? 空に穴が開いたようなUFO写真

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画像はイメージです。

 こちらの写真を見て欲しい。白黒だが、空の元に円盤状のUFOが浮かんでいることが解る。

 この写真は1952年5月7日、ブラジルはバラ・ダ・チジュカ地方のイルハ・ドス・アモレス島にて撮影されたとされているもの。風光明媚な観光地として知られている場所で、取材に訪れていた『オ・クルゼイロ』誌という雑誌の記者2人が目撃したものだという。ジョージ・マーチンス氏が海の方から飛んでくる奇妙な物体に気付き、エド・ケッフェル氏が慌てて手にしていたカメラを向け、撮影に成功したとされているものだ。

 この2人の話によれば、円盤状の物体は旅客機ほどの大きさがあり、飛来してきた後は森の上空をぐるりと半周した後、急に速度を落として、木の葉のようにひらひらと落下したという。だがその後ふたたび急上昇し、海の方へ急加速して飛び去っていったという。彼らはこのUFOを追いかけながら、5枚の連続写真を撮影したとされていた。

 この写真も証言も非常に信憑性が高いものであると永らく考えられていたが、数十年後、コンピュータを用いた分析にかけてみた所、トリック写真であることが判明したという。というのも、写真に撮影されたUFOはひっくり返ったりして角度を変えて飛んでいるように見えるのだが、光の当たり方や立体感に不自然な点が多く見られたのだ。また遠景に木が写っているのだが、この木に見られる光の反射も、UFOと大きく違っている事が解る。

 そして、現地調査を行うと、件の写真を撮影した2人が模型を手に写真を撮影している様子を見たという証言も出てきた。二人は模型を元に再現実験を行っていただけだと反論したのだが、分析の結果このUFO写真はフェイクであるという結論が下されたのである。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

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