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【週刊テレビ時評】日テレ・米倉涼子主演「35歳の高校生」はイマイチのスタート

 いよいよ、春ドラマがスタートした。

 そのなかで、最も注目を集めているのが、“視聴率の女王”ともいえる米倉涼子主演の日本テレビ系列「35歳の高校生」。その初回が4月13日土曜日(午後9時20分〜10時14分)に放送され、視聴率(以下、数字はすべて関東地区)は14.7%だった。

 同ドラマは37歳の米倉が女子高生役に扮し、ミニスカの制服姿で美脚を披露するのがポイント。日テレの同枠は、ここ最近低調で、前作の長瀬智也主演の「泣くな、はらちゃん」の初回は12.9%、全10話の平均は10.2%と辛うじて2ケタ台を維持するにとどまっていた。それを思えば、「35歳の高校生」の初回は上々ともいえる。

 ただ、米倉主演ドラマとしては、やや不満が残るところ。昨年10月期に米倉が主演したテレビ朝日系列の「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」は初回18.6%、最終話では24.4%をマーク。全8話の平均は19.1%で、他のドラマを圧倒した。主演が米倉だけに、日テレ側の期待も高い。今後、その魅惑の太ももで視聴率を稼ぐか注目される。

 また、新垣結衣主演のTBS系列「空飛ぶ広報室」初回拡大スペシャル(14日日曜日午後9時〜10時19分)は、14.0%と上々。前作の「とんび」(内野聖陽主演)初回の17.0%には及ばなかったものの、まずまずの健闘ぶり。

 その他のドラマは、2年4カ月ぶりの連続ドラマ出演となった篠原涼子主演のフジテレビ系列「ラスト・シンデレラ」初回(11日木曜日午後10時〜11時9分)は13.3%。

 松下奈緒主演「鴨、京都へ行く。〜老舗旅館の女将日記」初回(フジテレビ系列/9日火曜日午後9時〜10時4分)は11.1%、香取慎吾主演「幽かな彼女」初回(フジテレビ系列/9日火曜日午後10時10分〜11時14分)は11.8%だった。

 “視聴率が獲れない女優”のレッテルを張られた感がある武井咲は、テレビ朝日系列の深夜ドラマ「お天気お姉さん」で主演。初回(12日金曜日午後11時15分〜深夜0時15分)は11.9%で、深夜枠としては好スタートを切った。

 前週、過去最低の11.7%まで落ち込んだNHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第15話(14日)は14.2%と持ち直したものの、6週連続で15%超えはならなかった。
(坂本太郎)

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