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桂文枝 桂米朝さん訃報に動揺「整理がつきません」

 19日午後7時41分、上方落語の第一人者で人間国宝の桂米朝師匠が、肺炎のため死去したことが、わかった。89歳だった。

 生前から桂米朝師匠と付き合いのあった笑福亭仁鶴と桂文枝は、株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシーを通じて、FAXでお悔やみを申し上げた。

 笑福亭仁鶴
「噺のネタをいくつか教えていただいて、稽古をつけていただいて、落語のことをいろいろと教えていただいた師匠です。誠に残念です。ご冥福をお祈り致します」

 桂文枝
「米朝師匠の訃報に接し、いま言葉が見つかりません。入門してからずっとお世話になりました。師匠に教えていた『二人癖』を始めいろんなネタ、思い出がありすぎて整理がつきません(中略)。協会会館に車椅子で見に来ていただいたこと談志師匠と和解の宴に出ていただいたこと最後にお会いした日、生涯忘れることはありません。本当にありがとうございました。想い出と感謝の言葉がたくさんありすぎて収拾つきません」

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