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KARAメンバーの契約解除問題で新展開

 メンバー5人のうち4人が代理人を通じて所属事務所への契約解除通知し、解散危機とも報じられていた人気K-POPガールズグループ・KARAだが、一転してグループの活動が存続する可能性が高くなってきた。

 複数の韓国メディアが所属事務所「DSPメディア」の関係者の話として報じたところによると、契約解除を通知したメンバーのスンヨン、ニコル、ジヨンのうち1人が事務所に残留する可能性が高いという。
 取材を受けた事務所関係者によると、「今回の事態は事実上、両親らが主導。一部のメンバーは法廷代理人が報道資料を配布した後に事実を知った」と説明。「メンバーはKARAという名前で日本で人気を集めていることに相当な自負心を持っている。KARAを簡単には捨てられない」などと話している。

 当初はリーダーのギュリを残る4人が契約解除を通知したとされていたが、ハラはすでに事務所と話し合い残留を表明。残る3人のうち、一部メディアは残留する可能性が高いメンバーをスンヨンと報じている。
 「どうやら、もともとソロでの活動を希望していたニコルと母親が中心になって今回の騒動を起こした可能性が高い。一部で報道されたギャラの配分をめぐるトラブルについて、ニコルの母は『金のためではない』と主張しているがかなり疑わしい」(韓国在住のジャーナリスト)

 渦中のKARAは20日に予定していた韓国の音楽番組出演をキャンセルしたが、DSP側は韓国メディアに対し、「メンバーが戻ってくれば受け入れるという立場は変わっていない」としている。

 また、今週末にはテレビ東京系ドラマ「URAKARA」の収録も予定されているが、同局はスポーツ紙に対し「(放映は)予定通り」とコメントしているだけに、残留組が過半数の3人になれば活動を再開し決定済みのスケジュールをこなすことになりそうだが、日々状況が二転三転しているこの騒動、まったく予想できない展開を迎えることもありそうだ。

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