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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(9/1新潟・9/1小倉)

 夏のローカル開催も残すところ今週のみ。次週より中山、阪神へと舞台を移すが、最後のローカル開催となる今週も素質馬がスタンバイしている。まずは先週ピックアップした2頭の回顧から。新潟デビューの注目馬・サグレスは、やや出負けしてしまうが、二の脚が速く好位2番手の位置りで折り合いをつける。道中はスローで進み、抜群の手応えで直線を向き追われると、ストライドを伸ばし逃げたフレンチフェローと一騎打ちに。残り100mでフレンチフェローを競り落とし、1馬身と1/2差をつけて1着。道中スローペースではあったものの、2番手からメンバー最速の上がりを使っているだけにここでは力が上だった。このまま順調にいけば良いところまで行きそうだ。ところ変わって小倉デビューの注目馬・ジューンブライトンは、スタートを決めて2番手の位置を取る。4コーナーでは内にいたビットアリエスが外へ進路を取った為、さらに外を通る羽目になり直線を向く時には内から3頭に抜かれてしまう。それでもじわじわと伸びるがゴール手前で脚が上がってしまい5着。やや太め残りだったこともあり最後は止まってしまったが、直線で盛り返した脚は見所があった。今回の1戦では断定できないが、あと1ハロンくらい距離が合った方が良いかもしれない。いずれにせよ次走 が楽しみな内容であった。

 今週の新潟デビューの注目馬は、9月1日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のピーキー。馬名の由来は「頂点」。牡、鹿毛、2011年5月9日生。美浦・手塚貴久厩舎。父ゼンノロブロイ、母アフェランドラ、母父エルコンドルパサー。生産は村上欽哉氏、馬主はヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン。愛馬会法人・ユニオンオーナーズクラブの募集馬で総額2100万円。叔父には2009年京都新聞杯(GII)を勝ち、皐月賞で5着に入ったベストメンバー(父マンハッタンカフェ)がいる。本馬は繋ぎが長めで胴長、頸も長細く如何にも中長距離馬といった馬体をしている。前駆に比べ後駆の発達が良く、トモにはしっかりとした筋肉が付いている。繋ぎにはクッションがあり、手先が軽く芝向 き。飛節のつくりから長く良い脚を使うタイプ。それでも遅生まれということもありまだ頼りないところはあるが、それだけ今後の伸びしろが期待できるだけに楽しみな1頭である。なお、鞍上には松岡正海騎手を予定している。

 小倉デビューの注目馬は、9月1日(日)第5R芝1800m戦に出走予定のミンネゼンガー。馬名の由来は『「愛の歌い手」を意味する中世ドイツの騎士歌人の総称』。牡、栗毛、2011年4月20日生。栗東・今野貞一厩舎。父ハーツクライ、母サワズソング、母父Cox's Ridge。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2000万円。半兄にはダートで5勝を挙げたウインジェネシス(父Crafty Prospector)や、同じくダートで3勝を挙げているトルバドゥール(父フジキセキ)がいる。本馬は均整の取れた馬体をしており、特に発達した肩の筋肉に目がいく。トモの容積はあるが、それに伴った筋肉が付いておらずまだ緩いところがある。全体的に柔軟性があり、中でも繋ぎの柔軟性はなかなかお目にかからない程でスナップが良く効いている。兄弟はダートで走っているが、本馬は芝でもやれそうだ。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。

※出走予定競争には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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