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シネマレビュー「ワルキューレ」

3月20日(金・祝)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー 
配給/東宝東和 
公式サイト http://valkyrie-movie.net/

 シュタウフェンベルク大佐は、国家に忠誠を誓った誇り高き軍人。悪行を重ねるヒトラー独裁政権に絶望し、祖国の未来のためにも何らかの手を打たなければならない、という思いに駆られていた。ある日、彼は自宅でワーグナーの「ワルキューレの騎行」を偶然耳にし、大胆な計画を思いつく。それはドイツ国内での有事の際に反乱勢力を鎮圧する〈ワルキューレ作戦〉という既存のオペレーションを利用して、ヒトラー暗殺後のベルリンを掌握し、ナチス政権の転覆までも一気に成し遂げるというものだった…。

 シュタウフェンベルクは、戦後のドイツでは反ナチス運動の英雄であると賞賛されている。彼は、ヒトラー暗殺計画の中で最もスケールの大きな計画を実行したのである。ブライアン・シンガー監督は、彼とその作戦をできるだけ多くの人に知ってほしかったようだ。80億円以上という多額の製作費をかけ、彼の役にトム・クルーズを据えて再現した。
 楽しむためではなく、知識の吸収のために観る作品といえる。

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