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クリス・パイン「神様、どうか大きな間違えを起こしませんように…」

 クリス・パインが今年のアカデミー賞のプレゼンターをする際に酔っ払っていたらしい。
 クリスは、授賞式の役割が自分のキャリアの中のハイライトの一つだとは思っているが、賞を受賞者に渡すためにステージに行く前は、極度の緊張状態だったことを告白した。
 「オスカーは本当に恐ろしかった。重々しいんだ。だけど固まっちゃってさ。僕はプレゼンターだったんだけど、ウォッカを舞台裏で飲んで、神様、どうか台無しにしませんように、って祈っていたんだ」

 また、クリスは新作映画『アンストッパブル』で、デンゼル・ワシントンとの共演では怯えたとも語っている。デンゼルとの初対面についてクリスは、「ほんと、緊張してたんだよ。この映画ではずっとデンゼルと真正面から共演するってことは知っていたけど、信じられないほど怯えちゃってさ。だけど『もしそれが恐怖なら立ち向かわないとダメだ』って言うだろ」
 『アンストッパブル』は、2人の鉄道マンが、危険な化学物質を積む電車を止めようとする物語だ。クリスは自分でスタントをする気でいたが、大ケガをする可能性があるものは回避することにしたという。
 「出来るだけ自分でやろうとしたんだけど、電車のシーンは、他の誰かと喧嘩をして『カット!』って言えるようなシーンとは違うし、危険だったんだ。高速で走っている3トンの電車とやりあうんだからさ」「トム・クルーズは自分で全部スタントをやっているって聞いたけど、命が危険にさらされることになるものは、ちゃんと慣れて分かっている人にお願いすることにしたよ」

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