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“ラスボス”小林幸子、吹き上がる炎に動揺「本当に熱かった」

 “ラスボス”こと歌手の小林幸子が18日、東京・神田の東京電機大学旧校舎跡地で行われた映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』(11月20日公開)の公開記念イベントに出席。劇中の炎の鳥「マ ネシカケス」を再現した6メートルの鳥のオブジェの前で弓を構えて主人公カットニスのポーズを真似てみせたが、直後に巨大な炎がオブジェの背後から噴射するド派手演出に驚きの表情。イベント後に「本当に熱かった」と苦笑いで感想を漏らした。

 演出について「大丈夫ですか?」と報道陣に問われた小林。「熱いとかそういうのは結構慣れているんで」と“ラスボス”らしく、気丈なコメントを返したが、「後ろで本当に炎があがるなんて演出は初めて」と動揺も隠せない。「熱いので後ろを振り返りたかったんですけど、一応“このポーズで静止しておいてください”と言われたんで、言われたからには後ろを見ちゃまずいなって。でも熱いなって」とにっこり。「不思議ですね。炎ってやっぱりすごく燃えたぎるんですね」としみじみ。

 この日は“戦う女”カットニスの真っ赤なコスチュームに身を包んでの登場だったが、カットニスの姿を自身とだぶらせ、「人生そのものが戦いです」としみじみと芸能生活を振り返る一幕も。

 「みなさんもいろんな形で戦っていらっしゃると思いますけど、わたしは芸能界という歌の世界で自分自身と戦ってきました」と述べ、「新しいことにどんどん挑戦して最近はとっても楽しいですね」と“ラスボス”キャラでの再ブレイクに嬉しそうな表情。「これからもジャンルとか考えず新しいことをどんどんやっていきたい」と意気込むと、本作についても「今の女性にとっても合っている映画だと思います。自立して自分の主張をきちんと伝えて、自分の仕事につなげていくという…最近はそういう女性もたくさん増えてきましたね。他の方もぜひこの映画を参考にしていただきたい」とPRしていた。

(取材・文:名鹿祥史)

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