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『消えた天才』穴埋めの“急ごしらえ”動物番組が絶賛! 志村けん、坂上忍の問題が浮き彫りに?

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画像はイメージです

 9月8日、VTRの改ざん問題で番組が休止中の『消えた天才』の代替番組として、TBSは同日18時半から特別番組『大陸横断!世界の珍獣プレミア映像』を急遽放送した。

 『世界の珍獣プレミア映像』はタイトル通り、世界に生息する珍しい動物や生態などを特集した番組で、芸能人・タレントは出演せず、動物と声優のナレーションだけというシンプルな構成であった。急遽編成された番組であったためか、その内容は同じTBSの『どうぶつ奇想天外!』で放送されたVTRの流用が多かったが、ネットでは「映像とナレーションだけで構成されてて見やすかった」「うるさいスタジオの芸能人もいないので『消えた天才』より好きかも」という声が多数あったという。

 急遽の編成でありながらも、過去の膨大なライブラリーを有効に使い、一本の番組として完成させたTBSには絶賛の声が相次いでいる一方、この動物番組を巡る状況は、TBSは元より、全民放テレビ局の動物番組の抱えている問題を浮き彫りにしているのではないか、との見方もあるという。

 現在、民放では志村けんの『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ)、坂上忍の『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ)といった動物番組が毎週放送されている。しかし、どちらも主軸は動物というより「動物と触れ合う人間」となっており、『坂上どうぶつ園』は坂上のアクの強いキャラクターと、2018年に問題になった愛犬の脱走事件などがあり、動物ファンの視聴者が付いてきていないほか、『志村どうぶつ園』は放送開始16年目の長寿番組である一方、その長すぎる放送期間、そして司会の志村の芸風により、「マンネリ」「常連出演者だけの内輪ネタ」といった声が視聴者から相次いでおり、番組として限界を迎えているのではないかという声もある。

 そんな中、動物番組としてストレートに動物の魅力だけで勝負を仕掛けた『世界の珍獣プレミア映像』は、多くの視聴者にとって新鮮に見えたらしく、番組休止という危機的状況にかかわらず、「結果オーライ」となったようだ。

 『消えた天才』は『世界の珍獣プレミア映像』のラストで正式に謝罪したものの、このまま打ち切りは必至。TBSはしばらくの間、動物番組にお世話になるかも……。

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