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一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(3/8) チューリップ賞

◆阪神11R チューリップ賞

◎ハープスター
 
 暮れの阪神JFでハナ差の2着に敗れはしたものの、直線入り口での絶望的な位置取りを思うと負けて強しの印象。加速がついてからの瞬発力はまさに桁違い。超A級と言えよう。前走が3か月半ぶりの実戦で敗れたことを考えると、今回も休み明けに一抹の不安は残る。しかしながら、2走前に子供扱いしたイスラボニータが共同通信杯を楽勝するなど、このメンバーでは明らかに地力が違う。あっさり勝って、いい形で桜花賞へ向かうことになるだろう。

 2番手グループは混戦。2連勝中のヌーヴォレコルト、前走・エルフィンSを快勝したシャイニーガール、1勝馬ながらフェアリーSで僅差3着したリラヴァティ、同様にオープンで差のない競馬を何度か演じているマラムデールなど、馬券圏内=優先出走権に手が届きそうな馬たちは少なくない。

 ヌーヴォは遅い流れでもピタリと折り合い終いに脚を使えるのが強味。阪神マイルは合うだろう。シャイニーは2勝とも道悪。時計の速い決着に課題は残るが、馬場が弛むようなら浮上する。リラヴァティは、前走で接戦だったニシノアカツキがクイーンCで阪神JF上位馬と差のない競馬をした比較から、ここでも上位の力量とみるべき。マラムは着外の2走がともに道悪。良馬場なら見直さなければならない。

【馬単】流し(3)軸→(1)(7)(12)(13)
【3連単】フォーメーション(3)→(1)(7)(12)(13)→(1)(7)(12)(13)

<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。

※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。

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