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一撃必殺格付けベストテン 2007年一番のすごかった技はこれだ!

 いよいよ今年も残りわずか。2007年もプロレス界ではリング内外でさまざまな出来事が起こったが、リングでも数々の名勝負が繰り広げられた。そこで本紙は熱き戦いを決めたプロレス技に注目し、この1年間でレスラーが繰り出した必殺技を勝手に格付け。独断と偏見で厳選した「一撃必殺ベストテン」を一挙公開する。
 やはり今年のプロレス界を彩った一番の技といえば、キングのあのフィニッシュホールドだろう。プロレスリング・ノア現GHCヘビー級王者の三沢光晴が繰り出す変形エメラルドフロウジョンだ。これまで7度防衛したうち、実に4度も同技で試合を決めた“実績”を誇る。まさしく“ベストオブ一撃必殺”の名に相応しい技だ。
 7・15日本武道館大会で行われた田上明との防衛戦で勝負を決めた一発は、脳天直下のエグイ一撃だった。さらにはV5を達成した9・29大阪府立体育館大会でも丸藤正道に強烈な変形エメフロ。丸藤の頭部がキャンバスに半分ほど突き刺さり、会場のファンからは悲鳴があがった。
 僅差で1位こそ逃したが、新日本プロレス“キラー”永田裕志が7月の後楽園ホールで行われたIWGPのV2戦でとっさに発射したあの一発も衝撃的なものだった。試合終盤に追い込まれた永田がチャレンジャーの真壁刀義をコーナーに追い込み、キラーエルボーでこめかみをパックリ。真壁の顔面を大流血で真っ赤に染め、試合後は本人が「危険すぎる」として現在は封印した。
 その血だるま決戦のリベンジを果たしたG1クライマックス横浜大会での真壁のキングコングニードロップが3位にランクイン。トップロープ最上段から相手の息の根を止めるキングコングニードロップだ。今年は中邑真輔からの2勝を同技でもぎ取り、G1のリーグ戦ではジャイアント・バーナードも仕留めた。

 そして4位に食い込んできたのが、今年ROH世界王者として通算20度の防衛を果たした森嶋猛の代名詞ともいうべき強烈なバックドロップだ。重量感とスピードを兼ね揃えた一撃で数々の外国人選手を破壊。1月のGHC戦であのキングをも病院送りにしたこともあり、実に説得力のある必殺技といえよう。
 同じくパワフルな一発で5位につけたのが現3冠ヘビー級王者・佐々木健介のラリアート。長期政権を築いていた鈴木みのるから腕を傷めつけられながらも、執念で性悪男の首をかっ斬った。
 惜しくもベスト5には入らなかったが、6位が5・10ゼロワンMAX大阪大会で大谷晋二郎を脳しんとうで病院送りにした大森隆男のアックスボンバー。続いて全日本プロレスのチャンピオンカーニバルを制した武藤敬司のムーンサルトプレスが7位に入った。
 さらには8位は今年G1初優勝を成し遂げた新日プロの現IWGPヘビー級王者・棚橋弘至のハイフライフロー。決勝で永田から3カウントを奪った華麗なるボディープレスだ。9位が棚橋とも親交のあるハッスルのエースHGのゲイ道(ド)リラー。6・17ハッスルエイドであの天龍源一郎を見事マットに沈めた。
 10位はモハメド・ヨネにエプロンからフリーフォール式で決め、完全KOしたシーンが強烈だったバイソン・スミスのバイソンテニエル。
 次点には狂虎と対峙したウォーレン・クロマティの2大兵器ホームランチョップとビバ!ジャイアンツや、全日プロ3冠ヘビー級選手権でベルト強奪事件を起こしたTAJIRIのグリーンミストが入選。また、後にモンスターボノが生まれるきっかけとなったグレート・ムタの毒霧もランクイン。インリン様の秘境に噴射した一発は忘れがたい“口撃”となった。
 2007年のプロレス界を彩った一撃必殺技。今年も残りあとわずか、リング上ではどんなスゴ技がみられるのか。

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