プロ野球
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スポーツ 2022年11月11日 11時10分
巨人・原監督、長野・松田をダブル獲得する本当の理由 ヒントは第2次政権にアリ?
侍ジャパンの強化試合(対オーストラリア代表)が始まっても、前ソフトバンク・松田宣浩の「巨人入り」の話で持ちきりだった。 松田は2013年と17年のWBC、15、19年はプレミア12大会の日本代表メンバーでもある。現・侍ジャパンにも当時の強いキャプテンシーを知るメンバーも残っているだけに、松田の再起を喜ぶ声が多く聞かれた。 >>ソフトB・松田に球界OBが苦言「見てて情けない」 長引く不振は気持ちの問題? 藤本監督の起用法に一因と指摘も<< 「それにしても、“両方”とも獲るとは…」「両方」とは、先に巨人帰還が決まった長野久義のことだ。チームを牽引でき、若手のお手本ともなるような――。 長野帰還が決まった11月2日、そんな風に“獲得理由”が伝えられた。 今回の松田獲得についても、同じなのだ。右の代打としての切り札的存在、経験値、異なるのはポジションが、松田が内野で、長野が外野ということだけだ。 「長野の帰還トレードは広島から持ち掛けられたものです。広島が秋山翔吾外野手をシーズン途中で獲得した後、長野と話し合いが行われ、夏場には巨人側に連絡したと聞いています」(球界関係者) 巨人が正式に“受け入れの返事”を広島側にしたのは、ドラフト会議の翌日だという。ドラフト会議が行われたのは、10月20日。松田がソフトバンク退団の会見を開いたのが9月28日であり、「巨人は長野と松田を天秤に掛け、長野を選んだのではないか?」 との見方もされていた。 「両方を獲るとは…」の驚きの声が出たのは、こうしたウラ事情にあったからだ。 だが、今回の松田獲得と同時に、新たにこんな話も飛び込んできた。 「第二期政権と同じだ」 原辰徳監督が2度目の巨人指揮官を務めたのは06年から15年シーズンまで。その主に前半期だが、若手選手の拠り所ともなっていたのが、大道典良(当時・典嘉、現ソフトバンクコーチ)と木村拓也(故人)の両ベテランだった。 「阿部慎之助コーチがまだ若手だったころですよ。ロッカーを大道、木村の両ベテランの隣に移してもらい、助言を仰いでいました」(前出・球界関係者) 木村はセカンドの定位置を奪いに行き、大道は代打として、チームを支えた。 「大道はグラウンド整備がされる5回裏の後、ファールグラウンドに出て、ストレッチ運動をしていました。素振り室とグラウンドでは照明の明るさが違うと言って、眼を慣らしていたんです。試合終盤、出番があるかないか分からない一打席のために」(前出・同) 木村も年齢を感じさせない練習量でチームを牽引した。 経験豊富なベテランが2人もいれば、一方が若手を叱った時、もう一方は慰め役に回ることもできる。今回の長野、松田のダブル獲得は第二期政権の再現を狙ったのかもしれない。 「坂本勇人の次のリーダーは誰になるんですかね? そこが巨人の弱点。両ベテランの獲得が岡本和真の成長につながれば」(プロ野球解説者) 松田は気持ちを前面に出してくるタイプだ。 岡本から三塁の定位置を奪うくらいの気概でいるはずだ。長野も同じ気持ちだろう。近年、レギュラーを脅かす若手が出て来なかったせいもあるが、主力は試合に出ることを当たり前のように捉えている。巨人ナインは“お手本”との見方を改めた方がいい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月10日 18時30分
侍ジャパン・西川のハプニングに「背筋凍った」の声 打球処理中の“金的”に心配相次ぐ、直後には相手に叩かれる不運も
9日に行われ、侍ジャパンが「8-1」で勝利した強化試合・オーストラリア代表戦。「2番・左翼」で先発した西川龍馬(広島)を襲ったアクシデントがネット上で話題となっている。 注目が集まったのは、試合開始直後の1回表1死でのこと。打席のオーストラリア打者が放った左安に猛チャージをかけた西川は、打球を体に当てて前に転がすことで後逸を回避。ただ、チャージをかける際にバウンドの目測を誤ったのか、ワンバウンドの打球が股間付近に直撃してしまった。 直撃後の西川は内野返球を終えた後、両手を膝につきその場でうなだれるなど悶絶。西川を心配して駆け寄ってきた中堅手・近本光司(阪神)は痛みをまぎらわせようと腰をポンポンとたたき、後を追うように清水雅治外野守備走塁コーチやトレーナーもベンチから飛び出してきたが、幸いにも負傷交代には至らずプレーを再開した。 >>エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声<< この西川のアクシデントを受け、ネット上には「今の西川絶対痛いだろ…見てて背筋凍ったわ」、「リプレー見てもモロに股間に当たってるな」、「外野手は基本ファウルカップつけないからなおさら痛いだろうな」、「負傷交代にならなかったのは幸いだけど無理はしないでくれ」といった心配の声が相次いだ。 試合開始早々アクシデントに襲われた西川だが、この日は直後の1回裏にも思わぬハプニングに見舞われている。この回西川は1死から左安を放ち出塁するも直後に牽制死を喫したが、この際に相手一塁手から頭をたたかれるようなタッチを食らう。特に負傷などにつながったわけではないが、ネット上には、「今日の西川は初っ端から踏んだり蹴ったりやな」、「股間痛めるわ頭叩かれるわで散々過ぎるだろ」と同情の声も上がった。 同戦の西川はこの後試合終了までフル出場し、「3打数1安打・2四球」とつなぎの打撃でチームの勝利に貢献している。ただ、ファンにとっては打撃成績よりも、序盤のアクシデント連発の方がインパクトは大きかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月10日 17時30分
DeNA、期待の若手・田部が引退…3年目の大型内野手、21歳の決断
12球団合同トライアウトも終わり、本格的に来シーズンに向けて動き始めたプロ野球界。ベイスターズはクライマックスシリーズ敗退時に7選手と来季の契約を結ばないと発表し、これ以上の追加はないと思われていた。しかし10月の最終日、期待の若手・田部隼人の引退が告知され、ファンは驚きを隠せなかった。 田部は高卒3年目の大型内野手で、4月6日の甲子園球場で待望の一軍デビュー。1-1ともつれたゲームの延長10回に代打で登場し、タイガースの左腕・岩崎優の前にセンターフライに倒れた。 翌日からはコロナ蔓延によりチーム編成が困難となり、4試合が中止に。12日からの沖縄でのゲームから再始動したが、田部は先発ピッチャーとの関係もあり登録抹消。しかしわずか3日後に、伊藤裕季也が濃厚接触者の疑いで抹消され再び17日一軍には招集されたが、伊藤の陰性が確認されると、出場のないまま再び抹消された。 しかし20日に内野手が2人抹消されたこともあり、この時点でファームで打率.313と好調を買われ三度目の一軍へ呼ばれると、24日には初スタメンに抜擢。カープの同い年の左腕・玉村昇悟の前にノーヒットに抑えられたが、3打席目には犠打を決めて見せ、守備でも強肩を披露。地元島根に一番近いプロの本拠地・広島の地で、チームに貢献するプレーを決めてみせた。 27日にはベイスターズの聖地・横浜スタジアムデビュー。C.C.メルセデスの前にサードゴロに倒れながらも、地元ファンの大きな祝福の拍手が送られた。翌日には抹消されてしまったが、プロ野球選手として確かな一歩を踏み出すことができた。 この後はファームで研鑽を積み、イースタン・リーグで打率7位に食い込む.258をマーク。1年目.240、2年目.185から大きな飛躍を見せ、得点圏は打率.316と勝負強い一面も発揮していただけに、突然の引退発表はセンセーショナルだった。 ルーキーイヤーのファーム最終戦、札止め満員となった“Mr.ベイスターズ”石川雄洋氏の最後のゲーム、1点ビハインドの場面の最終回にタイムリーで石川を生還させ、延長10回にはサヨナラタイムリーで再び石川をかえし、惜別のグータッチを交わした“持ってる男”。ユニフォームを脱いでも55番が躍動していた姿を、ファンは決して忘れない。取材・文・写真 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年11月10日 15時30分
日本ハム・新庄監督の来季構想に「近藤残留厳しいか」の声も コーチに語った外野人選が物議、ソフトBは引き抜きに30億用意?
日本ハム・森本稀哲一軍外野守備走塁コーチが9日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、日本ハム・新庄剛志監督が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で新庄監督は今季「59勝81敗3分」でリーグ最下位に終わったチームを率いた感想や、10月20日に行われたドラフトで投手兼外野手の“二刀流”矢澤宏太(日体大)を1位指名した経緯などを話した。 >>日本ハム・新庄監督が山田にチクリ、「これも放出の原因か」の声も 入団会見で暴露した問題行動が物議<< 問題となっているのは、矢澤を指名した経緯を話す中で出た来季の外野構想。新庄監督は「足(の速さ)が五十幡(亮汰/50メートル5秒6)くんと同じくらいらしいのよ」と矢澤の走力を評価した上で、「江越(大賀)くん、松本(剛)くん、五十幡くんいるやろ。ここに淺間(大基)くんが入ってくるやろ。で、矢澤くんやろ」とまずは5人の名前を挙げる。 さらに、新庄監督は「今川(優馬)くん、万波(中世)くん。面白いのが阿部(和広)くんっていう育成の子、足速い。で、ここに俺アルカンタラも持っていきたいと思ってる。で石井(一成)くんも外野、中島(卓也)くんも外野」と6名を追加。話を聞いていた森本コーチから「何人いるんすか外野」と笑い交じりにツッコまれた。 新庄監督はドラフト会議後に生出演したTV番組の中でも来季の外野構想について話しているが、そこでは「僕の今の頭の中では矢澤くん、五十幡くん、松本くん。そこに入ってくる淺間くん、万波くん、今川くん。ちょっとね、もう悩む悩む」と6名の名前を出していた。 そこからさらに5名を追加した今回の発言を受け、ネット上には驚きの声が上がったが、それ以上に「また近藤の名前が入ってない…」、「近藤は構想に入れてないのか、やっぱり残留は厳しいのか?」、「表向きは近藤残ってと言ってるが、本心では引き留めはキツいと感じてるんだろうか」といった、プロ11年目・29歳の外野手・近藤健介が含まれていない点を指摘するコメントが見られた。 近藤はプロ入りした2012年から今季まで日本ハムでプレーし、「1014試合・.307・52本・446打点・1016安打」といった通算成績をマークしている外野の絶対的レギュラー。ただ、今季7月に取得した海外FA権を行使する見込みであることが10月18日に報じられ、その後11月8日に権利行使の申請書類を正式に提出したことが球団公式サイト上で発表されている。 「新庄監督はかねて本人の意思を尊重するとしつつも近藤残留を熱望しており、FA宣言翌日の11月9日にも『納得いくまで悩んで、結果ファイターズでまた一緒にプレーできるのであれば一緒にやりたい』と残留を呼びかけたことが伝えられています。ただ、近藤は現時点でオリックス、ソフトバンク、西武、ロッテの4球団が獲得に動いている上、ソフトバンクについては4年20億~30億円という超大型オファーを用意しているとも報じられています。もちろん日本ハムも相応の条件で慰留に努めているとは思いますが、旗色が悪いと新庄監督が感じていたとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 近藤は球団公式サイトを通じて、「もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」と権利行使に至った理由をコメントしている。残留・移籍のどちらを選ぶかかなり悩んでいる様子だが、果たしてどのような結論を下すのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について森本稀哲氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCvWaA1NrOj9gk1W0R9GQdiQ北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://sp.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年11月10日 11時00分
ヤクルト、リーグ3連覇に早くも黄信号? 村上復調の裏で浮上する深刻な問題は
侍ジャパンがオーストラリア代表との強化試合で快勝した(11月9日)。試合を決定づけたのは、5回に出た東京ヤクルト・村上宗隆の2ラン。主砲が打つとチームが活気づく。 「村上はクライマックスシリーズ、日本シリーズと相手チームから厳しくマークされ、調子を落としたまま終わってしまいました。来シーズンに影響しないかとも心配されていました」(プロ野球解説者) 高津臣吾監督も“村上の復調”にひと安心といった心境だろう。 >>ヤクルト戦で誤審?「三振の間違いだろ」と批判相次ぐ 青木ファール判定直後の映像が物議<< ヤクルトは球団史上初となる3連覇と、日本一奪回をめざす。しかし、そんな“必勝体制”のヤクルトの戦力補強に他球団が首を傾げていた。 「11月8日、12球団合同トライアウトがありました。主に今オフ、戦力外通告を受けた選手たちが受験するんですが、再出発のチャンスを掴んだ選手も少なくありません。でも、今年は受験選手の判断が難しいと言われていました」(スポーツ紙記者) 「判断が難しい」とされる理由は、「現役ドラフト」にある。 12月9日、初めて現役ドラフトが開催される。出場機会に恵まれない選手を対象に、各球団が2人以上をリストアップし、「1選手を指名すること」が全球団に義務づけられている。リストアップされる選手は年俸5000万円以上。1名だけなら5000万円以上1億円未満の選手を名簿入りさせても良いという。 「そのリストが提出されるのは12月2日、失礼な言い方だけど、戦力外通告された選手より、現役ドラフトのリストに入った選手の方が『上』ってことになりますよね」(前出・同) トライアウトで興味のある選手がいたとしても、「現役ドラフトを終えてから」と各球団は捉えているわけだ。 しかし、ヤクルトは違う。前中日・三ツ俣大樹内野手、前阪神・尾仲祐哉投手を支配下で、前巨人・沼田翔平投手も育成契約で獲得するという。 「沼田も支配下昇格を前提に獲得したものと思われます。ヤクルトの補強ポイントは、ピッチャーです。一人でも多く補強したいはず。これ以上のケガ人が出たら大変ですよ」 前出のプロ野球解説者がそう懸念していた。 来季の飛躍が期待、いや、“計算に入っていた” 山下輝が秋季キャンプから脱落した。球団は「コンディション不良」としか発表していないが、キャンプ地・愛媛県松山市から帰京させている。 「21年のドラフト1位左腕です。日本シリーズ第5戦でも好投しました。でも、入団前に左前腕尺骨を疲労骨折しているんです」(前出・プロ野球解説者) それだけではない。右ヒジの故障で22年シーズンを棒に振った奥川恭伸だが、復帰が大幅に遅れそうなのだ。トミー・ジョン手術を受ける方向だと伝えられたが、本人とその関係者が「メスを入れずに治す方法で?」と言っているそうだ。決断が遅れた場合、復帰時期も遅くなる。 ヤクルトは村上が打っても、先発投手の弱体化で苦しむことになりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月09日 18時30分
中日首脳陣をOBが酷評「見世物ですよ。あれじゃ可哀想」 根尾の二軍調整回避を問題視、秋季キャンプにも悪影響?
野球解説者・高橋慶彦氏(元広島他)が8日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・小松辰雄氏(元中日)が登場。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で小松氏は、今季「66勝75敗2分」でリーグ最下位に沈んだ中日の課題や、投手における投げ込みの重要性などを話した。中日の課題について語る中で、小松氏は今季の根尾の起用法について首脳陣に苦言を呈した。 >>中日・立浪監督、京田の処遇に批判「嫌がらせだ」 実戦参加希望も無視? 秋季練習後コメントが物議<< 根尾は今季開幕から6月上旬までは主に外野手、遊撃手として起用されていたが、立浪和義監督の意向もあり6月中旬から、大阪桐蔭高校時代の2018年以来となる投手に転向。転向後は主にビハインド要員としてシーズン終了まで一軍に同行し、「25登板・0勝0敗1ホールド・防御率3.41」といった数字をマークした。 ただ、小松氏は「やるなら1回二軍落として(ほしかった)。もう3、4年も投手やってないわけですから、もう1回走って鍛え直して投球やらさなあかんのですよ」と、転向後はすぐに二軍に行かせフォームを固めるべきだったと主張。続けて「投手は下半身を使わなきゃダメなわけじゃないですか。(でも根尾は)手投げになってる」と、今の根尾は投球の際に下半身をほとんど使えていないと指摘した。 さらに、小松氏は「だからあれじゃね…今は見せ物ですよ。あれじゃ根尾がかわいそう」、「いきなり『じゃあ今日からお前投手だ』って負け試合で投げさせて。お客さん喜ぶだけじゃないですか。それはおかしいと思うんですよ」ともコメント。“客寄せパンダ”のような使い方をするのは根尾のためにならないと苦言を呈した。 小松氏の発言を受け、ネット上には「これは転向当時から思ってた、どう考えても二軍でフォーム固める方が先だろって」、「一軍帯同は話題性はあったが、長い目で見るならファームで調整・実戦登板させるべきだったな」、「下積みを先送りにしたツケが来ないか怖いな、キャンプでも今苦労してるっぽいし」といった同調の声が寄せられた。 今オフの根尾はフェニックスリーグ(10月10~31日)を経て、現在はチームの秋季キャンプ(11月2~19日)に参加中。11月5日にはキャンプで初めてブルペンに入った。 ただ、同日は10球ワンセット、上限100球で内角に50球投げればクリアというストライクテストに臨むも制球が定まらず、開始数分で落合英二・一軍ヘッド兼投手コーチから「投げるレベルじゃない」とテストを打ち切られる事態に。その後通常のブルペン投球を行った根尾は、終了後に「上と下のバランスが良くなかった。まだまだ技術不足」と手投げ改善に苦労している旨を語ったことが伝えられている。 小松氏やファンが問題視した中日首脳陣の根尾起用法。首脳陣としてはいきなり投手として鍛え直すよりも、一軍で課題を洗い出しオフに再調整スタートの方がいいと見込んだものと思われるが、来季以降にどのような影響をもたらすことになるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋慶彦氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC0OskCvXSgVsle9WVLbO9lA
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スポーツ 2022年11月09日 17時35分
オリックス3年目の中嶋政権が発足! 前・中日の波留氏が入閣、能見コーチ退団
オリックス・バファローズは7日、2023年シーズンの監督、コーチングスタッフを発表した。1軍監督 中嶋聡2軍監督 小林宏ヘッドコーチ 水本勝己巡回ヘッドコーチ 中垣征一郎野手総合コーチ 風岡尚幸【内野守備・走塁コーチから配置転換】育成チーフコーチ 波留敏夫【新任】投手コーチ 厚澤和幸投手コーチ 平井正史投手コーチ 高山郁夫投手コーチ 岸田護投手コーチ 入来祐作打撃コーチ 辻竜太郎打撃コーチ 小谷野栄一【野手総合コーチとの兼務解除】打撃コーチ 髙橋信二内野守備・走塁コーチ 梵英心【打撃コーチから配置転換】内野守備・走塁コーチ 小島脩平外野守備・走塁コーチ 田口壮外野守備・走塁コーチ 松井佑介バッテリーコーチ 齋藤俊雄バッテリーコーチ 山崎勝己育成コーチ 由田慎太郎育成コーチ 鈴木昂平育成コーチ 飯田大祐 パ・リーグ連覇からの日本一を達成したオリックスは、今シーズンから一軍と二軍のコーチを固定しないというスタイルを取っているが、実際は小谷野コーチがシーズン途中から一軍に合流したものの、ほぼ同じメンバーで固定されていた。来シーズンはメンバーを変えずに、ポジションをシャッフルするという情報も流れていたが、連覇、日本一を築いたコーチングスタッフなだけに、最小限の配置転換と、新任採用に留めた結果となっている。 波留コーチは今シーズン、中日で途中から一軍の打撃コーチに就任すると、円陣でナインに喝を入れた場面がテレビを通じて流れたことでもわかるように、熱血漢として知られている。若い選手が多いオリックスにとっては、さらに強くなるために必要な存在かもしれない。秋季キャンプでは育成選手が中嶋監督を前にアピールしているが、波留コーチが彼らを何人支配下に送り込めるのか期待したい。 球団が慰留を続けていた能見篤史投手コーチは、現役引退とともに退任。このまま退団する見込みだという。能見コーチに代わって誰がブルペン担当になるのかは現時点では未定。野手面では、風岡コーチが野手総合コーチに配置転換されたため、打撃コーチから内野守備・走塁コーチに配置転換された梵コーチが、三塁コーチャーとしてサインを送ったり、ホームインの指示を出すと思われる。 なお、中嶋監督は今年の正力松太郎賞を受賞。「あまりにもすごい賞という印象なので、まさか自分の名前が入るとは思いませんでしたので、本当に嬉しいですし、喜ばしいことです。日本一になったチームの、一応監督ですので…いいんでしょうか、私で。チーム全員で取った賞だと思いますし、その代表として私がいただいたということだけだと思っています。(今シーズンを振り返って)楽に思えたことは1つもなく、毎日苦心していたんですけど。なかなか上がって来ない時期もありましたし、これはどこのチームも一緒だったと思いますが、コロナで人がいなくなることもありましたし。今年のキャンプからそこを耐えようと準備してきたつもりでしたが想定以上のこともありましたので、そこには苦心しました。しかし、そういう時でも試合はあって、その時に出ていたメンバーに力が付いてきたことはよかったと思います。後半だんだん勝ち切れたのは、それがいい方向に向いたのかなと思います。優勝した時も言いましたけど、力はついてきてはいると思いますが、強いと思ったことは本当にありませんので。まだまだ強くなるチームなので、この秋季キャンプで若い選手たちが底上げして、その選手たちが試合に出ていかなければいけないと思っています」と名誉ある賞の受賞を喜んだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年11月09日 15時35分
阪神・岡田新監督の爆弾発言に批判、「言いたいことは分かる」の声も?“引退試合”呼ばわりしたトライアウトの現状は
2日から高知・安芸で秋季キャンプをスタートさせ、8日に第2クールを終えた阪神。翌9日に伝えられた岡田彰布新監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、岡田新監督は8日に応じた取材の中で同日に行われたトライアウトについて報道陣から質問されたが、「知らん、全然知らん。誰もとれへんやん。誰が出てるのか知らんけど」と日程・参加選手などは把握してなかったと回答。その上で「引退試合みたいになってるんやろ」、「もう今はスカウトが、みんな見てるから力、分かってるから今さらな」と厳しい見解を示したという。 >>阪神・岡田新監督に「矢野と同じことするな」と批判 DeNA・牧への発言が物議、プロ入り前の実績を嘲笑?<< 今年のトライアウトは楽天本拠地・楽天生命パーク宮城で開催され、49選手が参加。各選手は実戦形式のシート打撃に臨み、投手は打者3人に対して投球、野手は3~4打席に立ち打撃を行った。報道ではプロ・アマのスカウト約100人が視察に訪れていたことも伝えられている。 そのトライアウトに対する岡田新監督のコメントを受け、ネット上には「言いたいことは分かるが言い方が悪すぎないか」、「現役続行の望みをかけた参加者に失礼過ぎる」、「獲得は考えてないって言うだけでよかっただろ、引退試合うんぬんは完全に余計」、「日程も知らんほど興味ないなら無理に喋らず黙っとけよ」といった批判が寄せられた。 参加選手への敬意を欠いていると非難されている岡田新監督だが、一部からは「口調はキツいが内容は間違ってない」という指摘も上がっている。トライアウトは昨年までの直近3年間で総勢132人が参加しているが、このうちNPB他球団との契約にこぎ着けた選手はわずか7人(育成含む)。9割以上の選手は移籍はかなわずNPBの舞台から去っている。こうした現状から、「引退試合みたいになってる」という岡田新監督の見解は正しい面もあると考えているファンも少なからずいるようだ。 8日の報道では、トライアウトを視察した巨人・桑田真澄ファーム総監督が「何人かいましたけどね。(球団に)持ち帰ってまたみんなで相談してって感じですね」と目についた選手が複数いたとコメントしたことも伝えられている。岡田新監督が厳しい見解を示す中、他球団移籍を勝ち取る選手は果たして何人現れるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年11月09日 11時30分
阪神・岡田新監督が秋季キャンプで苦悩! 新二遊間コンビ決まらず、WBC次第では見切り発車もあるか
岡田彰布監督がレギュラーを固定できるのは、来季中盤ではないだろうか。 11月8日、阪神・秋季キャンプ第2クール4日目。午前11時過ぎから始まった守備練習(シートノック)を見て、そんなことを感じた。岡田改革の一つに“二遊間の守備強化”があった。関西系メディアやローカルTV局に出演する際、「守備位置を固定する」と話していたが、具体的な選手名は挙げていない。 >>阪神トレード加入の渡邉、二塁奪取は絶望的か 岡田新監督は期待も致命的問題、新庄監督は愛想尽かした?<< 「フェニックスリーグに行っている選手もいるし…」 甲子園球場での秋季練習中、中堅以上の主力選手しか見ていないことを理由に挙げ、明言を避けてきた。 しかし、フェニックスリーグに参加していた若手が合流した秋季キャンプに入っても、岡田監督は沈黙を守ったままなのだ。 「秋季キャンプ前、ショートの新レギュラー候補に小幡竜平を推す声がありました。岡田監督の元にもフェニックスリーグでの活躍ぶりが報告されていました」(在阪記者) 第2クール4日目のシートノックを見ても、期待の大きさが窺えた。 ショートでノックを受けていたのは、小幡と木浪聖也の2人。小幡が先で、木浪が2番目だった。大学、社会人を経てプロ入りした木浪の方が出場試合数は圧倒的に上だが、先にノックを受ける方がレギュラー扱いされるものだ。 だが、キャンプ2日目(11月3日)のこと。岡田監督は木浪を指して、「けっこう強いな、肩。それはちょっと再発見やな。思っている以上に…」と、褒めていた。 それを伝え聞いた木浪は「試合に出たい(気持ち)が一番」と、素直に喜んでいた。 「秋季キャンプ前、木浪はセカンドにコンバートされる予定でした。岡田監督が『肩の強さ』に気づいて、以後、ショートに回されたんです。矢野(燿大)監督の時代、中野拓夢にショートのレギュラーを奪われてしまいましたが。木浪はセカンド、ショートのどちらでも構わないから試合に出たいと思っています」(関係者) ノックの順番では“控え”だが、主に二軍首脳陣が推す小幡を差し置いて、木浪がショートのレギュラーに返り咲く可能性もある。 また、21年盗塁王の中野だが、こちらもセカンド転向が伝えられている。現在は侍ジャパンのメンバーとしてチームを離れているが、5日の日本ハムとの強化試合では「二塁手」で出場した。「岡田監督が大事にしているのは“二遊間の呼吸”です」(前出・同) ショートの小幡は動かさないとして、「小幡・中野」「木浪・中野」「小幡・木浪」のどのコンビがベストなのかを見た後で、レギュラーを決定させるのではないだろうか。 「来年春のWBCに中野が招集されたら、二遊間コンビは決まらず、見切り発車となるかもしれません」(前出・在阪記者) シートノック中、岡田監督は三塁ライン付近に立ち、ジッと考え込んでいた。担当記者団とのフリートークでは外国人選手の獲得についても語っていたが、「2023年のチーム像」はイメージできていないようだった。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年11月08日 19時45分
ソフトB、新助っ人候補に致命的な問題アリ? 阪神時代に実績残すも「終盤は別人みたいだった」厳しい声も
10月28日に今季限りでの退団が阪神から発表された30歳の助っ人・ガンケル。11月8日、ソフトバンクが獲得に動いていると複数メディアが報じた。 報道によると、ソフトバンクは10月31日に海外FA権行使を申請したエース・千賀滉大のメジャー移籍が決定的で、今オフは既存戦力の底上げと共に外部からの先発補強も優先事項に位置付け。その中で、今季まで3年間NPB・阪神でプレーしたガンケルに狙いを定めたという。 ガンケルは来日1年目の2020年はリリーフ、翌2021年から今季までは先発として主にプレーし、3年間の通算で「64登板・16勝12敗11ホールド・防御率2.92」をマーク。今季は8月中旬に新型コロナに感染した影響などもあり自己最少の16登板にとどまったが、防御率は「2.73」と過去3年では最もいい数字だった。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< ガンケルの獲得報道を受け、ネット上には「通算防御率見る限り十分戦力にはなれそう」と期待の声が上がったが、中には「実績はいい感じだけど、まともに稼働するかどうかが不安過ぎる」、「退団前に二軍で大炎上してたのがどうしても引っかかるな…」、「裏目に出る気しかしないな、今季終盤の投球は別人みたいだったし」と心配する声も少なからずあった。 「コロナ感染により8月中旬に登録抹消となったガンケルは約1か月の離脱を経て、9月14日の練習試合・ソフトバンク三軍戦で実戦復帰。ところが、この試合で『3回4失点』と打ち込まれた上、その後二軍戦でも『2登板・0勝1敗・防御率24.75』と炎上を喫し、結果一軍には戻れないままシーズン終了・退団となっています。阪神がガンケルを放出した理由は特に発表・報道されていませんが、ファンの中にはガンケルがコロナ抹消後に致命的な問題が発生したためにクビになったのではとして、ソフトバンクの獲得に否定的な見方を示す声が散見されます。コロナ復帰後のガンケルが別人のような投球になった理由について様々な要因が考えられますが、コロナ離脱中に投球フォームが狂ったというのはもちろん、来日1年目から度々痛めている腰が深刻な状態に陥っているという可能性もあるのでは」(野球ライター) ファンの間では物議を醸しているガンケル補強策。ソフトバンクは報道通りにこのままチームに迎え入れることになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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2022年02月28日 20時50分
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2022年02月26日 11時00分
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スポーツ
巨人・ビエイラが明かした“マック増量”に心配の声 球速記録更新が狙いも、フリー打撃登板ではデメリットに苦戦か
2022年02月25日 21時30分
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スポーツ
日本ハム・野村、新庄監督に干される?「そういう選手はいらない」過去に“プロ失格”発言、練習中の負傷に心配相次ぐ
2022年02月25日 19時50分
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スポーツ
中日・立浪監督の構想に「考え直した方がいい」批判相次ぐ シーズン低迷のリスク大? 石川の三塁優先起用が物議
2022年02月25日 15時30分
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スポーツ
元日ハム斎藤佑樹氏「僕のボロボロの体を助けてもらった」愛用品や引退後の夢を語る
2022年02月25日 12時55分
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スポーツ
楽天、則本負傷もシーズンには影響ナシ? アクシデントの裏で好アピールを見せた選手は
2022年02月25日 11時00分
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スポーツ
中日・根尾、まさかの二刀流デビューある? 今季復活のルールも追い風か、最速144キロのブルペン投球に期待高まる
2022年02月24日 19時30分
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スポーツ
DeNA、プロ2年目・牧の打棒がさらに進化? コロナ出遅れを感じさせぬ“すごみ”とは
2022年02月24日 18時30分
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スポーツ
阪神・矢野監督の事前胴上げに「縁起でもない」ファンから悲鳴 24年前の“予祝”は最悪の結末に
2022年02月24日 15時30分
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スポーツ
巨人・戸郷に開幕メンバー外の危機?「同じ実力なら若手を使う」原監督の方針明言に動揺か
2022年02月24日 11時00分
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スポーツ
今季のプロ野球、ヤクルト奥川・オリ宮城級の逸材が出現? マエケンを驚かせた選手も、ブレーク必至の高卒2年目投手
2022年02月23日 11時00分
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スポーツ
阪神二軍選手に「絶対に1番着けさせえ!」 川藤氏が平田監督に無茶振り、「球団方針知らんのか」と指摘も
2022年02月22日 18時30分
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スポーツ
ロッテ“チバユニ”大リニューアル! 安田尚憲「力強さを感じさせるユニホームだと思います」
2022年02月22日 17時20分
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スポーツ
中日ドラ1・ブライト、左手首故障は完治していない?「バットが遅れてる」立浪監督も指摘、ノーヒットでの二軍降格に心配の声
2022年02月22日 15時30分
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スポーツ
DeNA・三浦監督、“年上の部下”大量招集で選手の意識が激変? 恩師が目をつけた若手もブレーク確実か
2022年02月22日 11時25分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
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2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
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2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分