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新潟コシヒカリ3割下落 ほか銘柄も一部スーパーで値下げ

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リアルライブで購入した備蓄米

卸売業者が銘柄米を日々取引している市場スポットで、新潟産コシヒカリを含むコメが約3割下落した。

コメ不足の報道から、4月は4万円、5月は5万円と値上がりしていったが、3万6000円とようやく3万円台まで価格が下がった(いずれも60キログラム当たり)。備蓄米の放出の反動と見られている。

神奈川県のスーパーでも、備蓄米の発売により値下げを始めた店舗がでてきた。備蓄米が低価格帯で手に入るため、高い新米が売れ残る可能性があるとしての値下げのようだ。他地域のスーパーでも同様の動きが見られる。

備蓄米流通の影響であることは間違いない。しかし、影響で必ずしも安定するわけではない。価格の安定にはまだ時間がかかるだろう。

ネット上では、「消費者にとってはいい事じゃないか」「昨年の価格よりは、まだまだ高い。もっとがんばりましょう」「新米出てきたら古米になるし、早目に売り切りたいんだろう」「暴利をむさぼろうとした業者の投げ売りが始まった」と好意的な意見や、卸業者を批判する意見が上がっている。

値下げは消費者にとってはうれしいニュースだ。コメが業者によって流通が止まっていたか、本当にコメがなかったのか、分かっていないため、価格安定になるのかどうかはまだ不透明だ。農家の利益のためなら値上げも仕方ないが、卸業者がもうけのため、止めていたのであれば問題だ。コメのブラックボックスが明らかになる日がくればいいが。まずは、コメの値段と供給を安定させてもらいたい。

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