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芸能 2013年02月25日 15時30分
ジャニーズ後継者争いに影響する、KAT-TUN亀梨主演映画「俺俺」
KAT-TUNの亀梨和也が主演する映画「俺俺」が5月に公開となり、舞台挨拶が行われるなど、映画のPRが始動した。実はこの映画にはジャニーズの後継者争いが色濃く出ている。 原作は第5回大江健三郎賞を受賞の星野智幸氏による同名小説。主人公の亀梨が1人で33役もの役を演じると話題の作品だ。「この映画は昨年、夏前に撮ったものなんです。ちょうどそのころ亀梨くんは『妖怪人間ベム 』の撮影を直前に控えていたところで、無理やりこの仕事をねじ込んだんです。亀梨くんもほとんど休む暇なくてフラフラになりながらの撮影でしたよ」とはある映画会社関係者。 ただ、どうしても亀梨にこの仕事をさせたかったのがジャニーズ後継者といわれているジュリー副社長だという。「常々、SMAPの育ての親のI女史と後継者争いをしているといわれていますが、亀梨で映画を作ることにこだわった理由があるんです。いままでジャニーズのタレントは名のある国際映画祭でほとんど出品もされることもないし、仮に出品されても話題にも上らない。そこをこの映画で何とか自分の力で出品させて、ジャニーズ内部に力の差を見せ付けたいという思いがあるそうなんです」と同関係者。 そもそも原作からして、1人33役と設定はおろか、内容も超リアル不条理もの。映像化不可能といわれた難解作品を選んでいるところからもその心意気は現れているという。「亀梨くんはジャニーズの一般的ファン層である女性だけでなく、スポーツ番組のレギュラーもあるので、男性ウケもいい。国際映画祭に出品となれば男女問わず、映画館に足を運びやすいタレントでもある。大ヒットも夢じゃないですよ」と同関係者。この作品がどう転んでいくかによってジャニーズ内部も大きく様変わりする可能性のある作品。公開が待ち望まれる。
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芸能 2013年02月25日 15時30分
大好きな巨人軍に入団するのをあきらめたSMAP中居正広
今週土曜日(3月2日)、いよいよ第3回WBCが開幕する。SMAPの中居正広が、日本野球機構(NPB)史上初めてWBC公式サポーターに就任したことも話題になった。 中居は、野球少年だった。小学生6年生まで、練習が生活の中心。神奈川・辻堂に引っ越したあとも、自転車で約40分かけて、練習に通っていた。その甲斐あってキャプテンになったが、肘を痛めて、大好きな巨人に入団する夢を断念。 中学生のとき、テレビで見た光GENJIに衝撃を受けて、ジャニーズ事務所に履歴書を送った。あのとき、怪我に見舞われていなければ、SMAPは誕生しなかったかもしれない。 ここまで中居が野球に没頭した理由は、もちろん、巨人の選手が最高にカッコいいヒーローだったということもある。しかし、それ以上に、貧乏だった幼年期、男兄弟3人を育ててくれた父親(正志)に恩返ししたいという思いが強くあった。 中居が生まれたとき、家族5人は4畳と3畳半のオンボロ住居で、文字通り肌を密着させながら生活していた。風呂はなく、毎週日曜日と、週の真ん中のどこか1日の計2回しか、銭湯に行けなかった。そのうちの1日に、3人兄弟の誰かがプールの日とバッティングしようものなら、消滅。蛇口にホースをつないで、玄関先で洗髪した。当然、冷水だった。 今では、日本を代表するタレントになった中居。地元の友だち、父親を、芸能界に入ってから出会った人よりも大切にしているのは、あの時代を共有したから。高級車を2台も父親にプレゼントできたのは、中居にとっての大願成就だ。 SMAPになってから、自分ではなく木村拓哉がグループの要でいたほうがいいと推奨したのは、少年期、「自分が4番ピッチャーじゃないほうが、チームは強くなる」とジャッジしたころに学んだ教訓。やはりSMAPは、中居なしで生まれなかった。
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トレンド 2013年02月25日 15時30分
1,800人のファンを魅了 『第32回東芝グランドコンサート2013』
株式会社 東芝(本社=東京都港区)は 2013年1月31日(木)の東京サントリーホールで毎年恒例となっている『第32回東芝グランドコンサート2013』に協賛した。 第32回目となる今回は、圧倒的なエネルギーと革新的なアプローチで聴衆を魅了するロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、指揮者には溢れる才能とカリスマ性を持ち、いま最も注目される若き俊英ヤニック・ネゼ=セガン氏を迎えた。 毎回、フランス国立管弦楽団やロンドン交響楽団などの海外名門オーケストラ、国内外の著名指揮者、ソリストらを招いている本コンサートだが、躍動感あふれる演奏で音楽ファン約1,800人を魅了した。 ヤニック・ネゼ=セガン氏のタクトさばきに場内は息をのみ、まず1曲目の「シューマン:歌劇『ゲノフェーファ』序曲 Op.81」をエネルギッシュに演奏し終わると割れんばかりの大きい拍手が沸き起こった。 また、コンサート後には、現在NHK Eテレ「ららら クラシック」で司会を務める加羽沢美濃氏、音楽評論家の渡辺和彦氏のインタビューも行われた。 加羽沢氏は「オランダに出掛けてみたくなりました。明るくて華やかなサウンドを奏でる人々が、どんな景色を見て、どんなものを食べて、どんな風に生きているか…見てみたいですね」とコメント。渡辺和彦氏は、「今日は明るい透明な音でしたね。もうひとつのオランダの名門、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団が重厚なのに対して、こちらはカラフル! ヴァイオリニストのテンションがどんどん上昇し、バッと演奏が終わるのがスリリングだった」と、二人ともやや興奮気味に感想を話した。 今回の東京を皮切りに、仙台・名古屋・兵庫にてツアー形式で行われる。【第32回東芝グランドコンサート2013】(寄稿は渡辺和彦・京大名誉教授)●独特の都会的サウンド 『第32回東芝グランドコンサート2013』 話題の新進指揮者、ヤニック・ネゼ=セガン(1975年カナダのフランス語圏、ケベック州の生まれ)に率いられたオランダの名門オーケストラ、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団。私が聴いた1月31日、サントリーホールで行われた「第32回東芝グランドコンサート2013」の公演は、冒頭にシューマンのオペラ「ゲノフェーファ」序曲があり、続いていま日本でもっとも輝いている若いヴァイオリニスト、庄司紗矢香を迎えてプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第2 番ト短調、後半にブラームスの最高傑作、交響曲第4 番ホ短調というオーソドックスなプログラムだった。 このオーケストラの音は、たとえばオランダのもうひとつの名門楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(アムステルタム)と比べると、あちらが重厚なダークトーンなのに比べ、明るくカラフルなことが特色。それでいてヴィオラやチェロはよく響く。ヴァイオリン部門の音が軽めでヴィブラートを抑え気味にしていることが、独特の都会的サウンドの秘密かもしれない。 庄司紗矢香によるヴァイオリンは、楽章が進むごとに演奏のテンションが上がっていき、派手でアクロバット的な奏法が満載の第3 楽章など白熱の演奏。メイン曲のブラームスは、木管部門のトップ奏者が名人揃いな上に(特にフルート)、金管の音程が良いのは指揮者の耳が鋭いことの証明。さらにネゼ=セガンはメロディーのフレーズを大きめにとって弦を歌わせるので、結果として今どき珍しい巨匠タイプのブラームス演奏になった。今はクラシック・ファンの間で「知る人ぞ知る」という存在だが、あと数年もすれば若き巨匠として大スターになっているかもしれない。というより、いますでにそうなりつつある。その彼の指揮を、2013年初頭の時点で、オランダの名門楽団と一緒に聴けたのはとても幸運だった。会場の多くのひとが同じように感じたに違いない。
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スポーツ 2013年02月25日 15時30分
猫ひろし 東京マラソンで好タイムもリオ五輪断念?
2月24日、「東京マラソン」が開催され、カンボジアから16年のリオ五輪出場を目指すお笑い芸人・猫ひろし(35)が出場した。 同マラソンには多くの芸能人、著名人が参加したが、猫は2時間30分41秒で、そのなかのトップでゴール。猫の自己最高は昨年2月5日、「別府大分毎日マラソン」で出した2時間30分26秒。この日は風が強かっただけに、自己ベストと同等の記録は評価できるものだったが、レース後の猫はネガティブ発言の連発だった。 「これでは、(リオ五輪は)ダメでしょ」と、自己記録を更新できなかったのが、よほど悔しかった様子。返す刀で、「来年は『R-1グランプリ』優勝を目指します」と芸能活動に軸足を置く意向を示した。 実は先日の「R-1」にも出場したが、3回戦で敗退している猫。「去年はワイルド(スギちゃん)、今年はマイルド(三浦マイルド)、来年は身長がチャイルドの年にしたい」と宣言。当面は本業の芸人として、力を入れることを明言した。 その背景にはタイムが伸びていないことも、関係しているようだ。猫は08年の東京マラソンで初マラソンに臨み、以降、昨年以外は毎年、同マラソンに出場。走る度に自己記録を更新して、昨年2月の別府大分毎日マラソンで2時間30分26秒のタイムを出した。 いったんはロンドン五輪カンボジア代表に選ばれながら、国際陸連から「連続1年以上の居住実績がない」と判断され、五輪出場は露と消えた。その後、昨年10月21日、「ちばアクアラインマラソン」で9カ月ぶりのマラソンに挑んだが、海の上の強風の中を走るという悪条件化で、2時間35分52秒と平凡な記録だった。そして、今回のレースでは好タイムを出したが、1年間で自己記録を更新できなかったことで意気消沈。リオ五輪に関しては、「タイムが伸びたら考えたい」と慎重な姿勢。 猫が目安としているのは、自国のライバルであるヘム・ブンティン選手が、昨年4月15日のパリ・マラソンで出した2時間23分29秒だろう。芸能活動との両立で、タイムを7分縮めるのは至難の技ともいえる。とはいえ、リオ五輪まではまだ3年あり、当面はマラソンより本業優先で活動することになりそうだ。(落合一郎)
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芸能 2013年02月25日 14時15分
土屋アンナがディスコパーティーで語る「ストイックに生きていても疲れちゃう」
モデルの土屋アンナが23日、東京・港区の「六本木 LE-GA」で開催されたディスコスタイルパーティー「BLACKLIST PARTY×SOUTHERN COMFORT ファンキーディスコナイト」にゲストとして登場。「かっこいんだよね。どっかに品があり、おもしろさがある」と70年代や80年代のファンキーディスコスタイルの印象を語った。「自分がはっちゃけたいときにはっちゃけられる人生が、笑っていられるのかなと思いますよ」などとライフスタイルへの考えを語った。 この日は、東京で最もおしゃれでゴージャスなパーティーという「BLACK LIST」と、1939年に映画「風と共に去りぬ」で初のお酒と映画のタイアップを実現したニューオリンズ生まれのフルーツフレーバーリキュール「SOUTHERN COMFORT(サザンカンフォート)」(度数21度)のコラボで、70年代から80年代のスタイルのディスコパーティーが実現。 70年代を意識したフレアスカート姿で駆け付けた土屋は、ダンサーたちと、サザンカンフォートをショットグラスで乾杯。お酒が入ると、明るくしゃべり続けるという土屋は、「テンションがあがるのが一番」と早くものりのりの様子。「ずっと、ストイックに生きていても疲れちゃうから、やるときはやって、遊ぶときは遊んで」と、オンとオフの区別をつけることの効果を強調し、「じゃないとつまんない!」と語った。オフの使い方は、パーティーへ行ったり、家で過ごしたりと人それぞれだが、「自分が今いる状況を変えるのも、違う人生の遊び方だと思うから、興味があって、何かリフレッシュしたいなとか、逆に、はっちゃけたいなとか、少しでも思うんだったら、家から出て外の違う世界に飛び込んでみるのも楽しいと思う」などとメッセージを送った。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年02月25日 11時45分
芸能界で流行る長身・イケメンの“料理男子”たち
情報番組「ZIP!」(日本テレビ)の料理コーナー「MOCO'Sキッチン」が人気の俳優・速水もこみちの著書「MOCO'Sキッチン」が23日、仏・パリで開催された「料理本のアカデミー賞」とされる「グルマン世界料理本大賞」の日本料理部門でグランプリを受賞したことを各スポーツ紙が報じている。 報道によると、同大賞は1995年に創設され、料理レシピやワイン、料理写真などの部門に分かれ、今年は170か国・地域以上から約1万3000冊が出品されたいう。同書は11年から始まった同番組で紹介された料理のレシピ集で、これまで6冊が発売され約35万部を売り上げる人気シリーズ。授賞式に出席したもこみちは「これからも感謝の気持ちを忘れず、毎朝皆さんを幸せな気持ちにできるような料理をつくっていきたい」と笑顔を浮かべたという。 「俳優としては演技力が低く、“低視聴率男”と言われヒット作に恵まれなかったもこみちだが、料理に救われて再ブレーク。オリーブオイルを大量に使用するなどかなり個性的な料理が多いが、純粋に本の売り上げが評価されたようだ」(芸能プロ関係者) 24日からは同番組の公式サイトなどで料理コーナーオリジナルでの「MOCO'Sキッチン エキストラヴァージンオリーブオイル」が発売されるというだけに、こちらもそれなりに売れそうだが、186センチのもこみちの“成功”に刺激を受けたのか、長身の“料理男子”が続々と名乗りを上げている。 「189センチの俳優の城田優はCS女性チャンネル・LaLaTVの『美男料理〈イケメンCooking〉』のレギュラーをつとめ、洋食を中心にかなりの腕前を披露している。元モーニング娘。・矢口真里の夫で、192センチの俳優の中村昌也は情報番組『PON!』の料理コーナーに曜日レギュラーとして出演。矢口があまり料理がうまくないようで、自身がこだわるようになって腕前がアップした。繊細な指使いで料理する若い主婦層を中心にファンを増やしている」(テレビ関係者) 次に“参戦”するのは誰?
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芸能 2013年02月25日 11時45分
東スポ映画大賞 ビートたけし「一番ダメなのがアカデミー、私の作品がノミネートされない」
ビートたけしが審査委員長をつとめる第22回東スポ映画大賞の授賞式が24日、都内で開催された。 たけしは授賞式冒頭から、「他の映画祭なんてどうでもいんだよ。一番ダメなのがアカデミー、私の作品がノミネートされない」と毒舌モード。同映画祭の作品賞は北野武監督の「アウトレイジ ビヨンド」、男優賞は同映画に出演した西田敏行、三浦友和など。監督賞は北野武が受賞。黒服の俳優が壇上に揃うと、たけしは、「勘違いして警視庁が外で張ってるかも」と語り笑いを誘った。また、特別賞には故・大島渚監督が選出された。 同時に開催された第13回ビートたけしのエンターテイメント賞では、日本芸能賞を獲得したキンタロー。がお馴染みの元AKB48前田敦子のネタを披露。さらに、話題賞を獲得した壇蜜は、「私に書初めしてください」と胸からペンを取り出し、たけしに懇願。「俺、孫がいるんだけどなあ」と照れながらも、しっかりと放送禁止用語を壇蜜の太ももに書き込んだ。
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芸能 2013年02月25日 11時45分
武井咲が「美ジネスマン&美ジネスウーマンコンテスト」受賞者を祝福
女優の武井咲が24日、都内で開催された「第1回美ジネスマン&美ジネスウーマンコンテスト」の最終審査と授賞式に出席。グランプリをはじめとする受賞者たちを祝福した。 同コンテストは、ビジネスの現場から日本を明るくしようというコンセプトで、大手芸能事務所のオスカープロモーションと、ビジネススーツ売り上げ世界一という洋服の青山などが開催。書類審査や、地方予選を勝ち抜いた32名(男女16名ずつ)が最終審査に臨み、バリ舞踊、ロボットダンス、空手、バレエ、書道、殺陣など特技を生かした自己アピールなどを行った。長濱慎さん(27)と菊田彩乃さん(18)がグランプリを受賞した。 武井は、この日、特別審査員として出席。最終審査の質疑応答で、愛知県出身の参加者へ「愛知県の魅力を教えてください」と質問を向けたり、女優を目指している参加者へ「あこがれの女優さんは?」と問いかけるなど、審査を進めた。 授賞式終了後、武井は、「審議のときは、(審査員の)みんなで悩み尽くしました」と語った。グランプリ受賞者は、「2人とも特技の際に会場を1つにしてくれた」と評価ポイントを明かし、ほか、「目力が強かった」とも。 長濱さんは「努力は報われると証明できたと思います。本当に嬉しいです」と笑顔を見せ、菊田さんは、「選ばれるとは思っていなかった」といい、「初めて武井さんを間近に見て、すごくきれいなので、(武井を)目標にしたいと思います」と語った。 武井の他、最終審査には俳優の三浦友和らが出席し、8人組ガールズユニット・モデルガールズがライブステージを行った。武井は、芸能界志望の受賞者たちへ、特技を生かすことや、自分に自信を持つことなどの大切さを説き、「いつか(受賞者たちと)共演できる日を楽しみにしています」と祝福した。(竹内みちまろ)
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芸能 2013年02月25日 11時45分
テレ朝、前田アナが退社を番組で報告
3月で退社することを発表しているテレビ朝日の前田有紀アナウンサーが24日深夜の「やべっちF.C.」(日曜、深夜0・10)であらためて報告した。 前田アナは、「やべっちFCは入社6日目から始まりまして、たくさんのことを勉強させていただきました」と語りあいさつ。共演するナインティナインの矢部浩之は、チョー悲しいです」と冗談まじりにガッツポーズして明るくふるまった。
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レジャー 2013年02月25日 11時45分
【ドラマティックレビュー:中山記念】8歳でもまだまだ元気なシルポート、目指せマイラーズC3連覇
先週からは中山と阪神開催がスタート。開幕週で逃げ馬に注目するのは馬券の定石ということで、東西メインは逃げ馬に注目し阪急杯のクイーンズバーンを買い目に一発を狙ったが、シゲルスダチに競りかけられ逃げは不発。これぞ開幕週といった逃げを見ることができたのは3着に粘ったシルポートのいる中山記念のほう。昨年2着の実績があり、単騎逃げ濃厚なメンバー構成にも関わらず、単勝8番人気と評価は低かった。「もう8歳」というのも嫌われた理由の一つだろう。レース前には陣営から「年齢的にも上積みはない」と弱気なコメントもあったが、8歳になってもまだまだ元気。自分の競馬に徹し、持ち前の粘り強さで2着もあるかという走りを見せた。 次走はマイラーズカップだろうか。マイラーズカップも中山記念と同じく開幕週。マイル路線にはハナに立ってこその馬も見当たらず、昨年のマイルCSでは4着に粘ったことを踏まえると、もう一発あってもおかしくはない。恐らく今年も安田記念まで使うと思われるが、昨年と一昨年と東京マイルでの逃げは厳しいのは明らかで、同厩舎サダムパテックに展開が向く流れを生むためのハイペースペーカーとしての役目のほうが大きいはず。そうなると、シルポートにとっての春の大一番はマイラーズカップではないだろうか。多くの馬にとっては安田記念へのステップレースかもしれないが、いぶし銀シルポートにとっては3連覇のかかった大舞台。ちなみにJRAで同一重賞3連覇を達成しているのは、タップダンスシチー(金鯱賞)、エリモハリアー(函館記念)、マツリダゴッホ(オールカマー)、セカイオー(鳴尾記念、初めて知りましたが1956〜58年に達成したそうです)と計4頭。オヤジ馬の逃げと偉業達成に期待しながら、2か月前からシルポートに◎を打っておこうと思う。〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。昨年度のおこづかい馬券の成績は回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。