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スポーツ 2012年12月25日 11時45分
寺原のFA帰還は計算済み? オリックスが『人的補償』要求でホークスは戦々恐々
本当の駆け引きは「これから」だった。オリックスバファローズが先発ローテーションの一角、寺原隼人(29)を喪失したのは11月23日だった。同日はベテラン・日高剛捕手(35)が阪神入りを正式表明している。「本人たちの意思が固かった。仕方ない…」と村山良雄・球団本部長は肩を落としたが、年の瀬が迫るにあたって、「オリックスの強かさ」を感じる声も強くなってきた。 「寺原が『故障者特例措置』で(国内)FA権を取得するのは分かっていたこと。シーズン中盤以降、(フロントは)意見交換レベルで話をしており、この時点で慰留交渉は難しいと判断していました」(プロ野球解説者の1人) 今でこそだが、寺原の『ホークス愛』と『九州への帰郷願望』はオリックス入りした昨季から持っていたのではないだろうか。 昨季、寺原は初のオールスター戦出場を果たしている。『プロ10年目』(当時)での初出場と言うと「遠回りをした感」は否めないが、 「見渡せば、ファースト小久保さん、セカンド本多、ショート宗(川)、サード松田…みんなソフトバンクやしね!」 と、自身のオフィシャルブログでその感想を述べている。古巣を懐かしむ思いはファンも感じていたわけだから、オリックスフロントも当然、気付いていたはずだ。 「寺原に対し、阪神も興味を示しているとの情報も交錯していましたが、移籍先がソフトバンクとなれば、話は別です。戦略を二重、三重に立てられる」(前出・同) ソフトバンクは人材の宝庫だ。選手層の厚いソフトバンクは「28人のプロテクト枠」では有力選手をガードしきれない…。 現在の国内FAに関する補償だが、FA権行使で戦力を喪失する側の球団は金銭か人的補償のいずれかを主張できる。オリックスは「寺原の慰留失敗」を前提に、人的補償を期待していたような節も見受けられる。 寺原がソフトバンクと交渉に入った直後から、関西メディアは昨年、ソフトバンクがFAで帆足和幸投手を獲得した際、前在籍チームの埼玉西武に『獲得可能選手のリスト』を提出。両球団の関係者談として、ベテランの松中信彦がプロテクト漏れしていたのは当時も伝えられたが、そのことを改めて報じられている。ホークスで長くコーチを務めた森脇浩司・新監督の「小久保、松中は本当によく練習する」なる談話は、寺原獲得を狙うソフトバンク側への牽制となり、また同時に、「オリックスは寺原流出を前提に人的補償のシミュレーションをすでに始めている」との印象を受けたプロ野球関係者も少なくなかった。 「名簿を提出する側も一苦労ですよ。第一、28人までしかプロテクトできないので、相手球団がどんなタイプ、どのポジションを守れる選手を欲しているのかなどを調べ、主力選手の中からその標的外と思われるタイプをプロテクトから外します。前年、松中がプロテクトから外れたというのは、高額年俸選手だから『手を出しづらい』と読んだからでしょう」(前出・同) ソフトバンクには出場機会を待っている有能な若手も多い。オリックス側に28人のプロテクト選手を除いた『獲得可能な選手リスト』が届けられたのは、12月12日。ルール上、その内容は公表できないことになっているが、オリックスは昨年オフ、韓国の主砲・李大浩(30)を獲得したように、『大型補強』を行う資金力は持っている。「高額年俸でも躊躇しない」といった関係者の声も出ていただけに、ビッグネームの一本釣りを狙ってくるかもしれない。 人的補償の回答期限は1月13日だ。寺原のFAは『パの勢力分布図』を変えてしまうかもしれない。
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スポーツ 2012年12月25日 11時45分
“痔主”の上原浩治 レッドソックス入団の意外な決め手
レンジャーズからFAとなっていた元巨人の上原浩治投手(37)が、同軍からの残留オファーがありながらも、レッドソックスと年俸425万ドル(約3億5900万円)プラス出来高で合意。12月18日(日本時間19日)に入団が発表された。契約は1年だが、一定の成績を収めれば、2年目も延長される。レッドソックスではセットアッパーとしてのみならず、クローザーでの期待も懸かる。 今季の上原は背筋痛で苦しみ、37試合の登板にとどまったが、セットアッパーとして36回を投げて、0勝0敗1セーブ7ホールド、奪三振43(奪三振率10.75)、与四球はわずか3、防御率1.75と安定した成績を残した。レンジャーズから残留要請を受けたのは当然のことだったが、レッドソックスに移籍した決め手となったのは、意外な理由だった。 上原は巨人入団1年目の99年、新人ながら20勝(4敗)をマーク。勝率.833、防御率2.09、奪三振179で、最多勝、最高勝率、最優秀防御率、奪三振王に加え、新人王、沢村賞、ベストナイン、ゴールデングラブ賞の8冠に輝く大活躍をみせた。その一方で、実は血便に悩ませられる日々が続いた。その後、痔の手術を受けたが、それ以降、トイレには過敏になっている。 国内ではかなり普及している温水洗浄便座付きトイレだが、米国での普及率は低い。そのため、スプレー式の尻拭きを常に携帯しているのだ。当然、各球場のクラブハウスで温水洗浄便座付きトイレが設置されているケースは少ない。 その点、レッドソックス本拠のマサチューセッツ州ボストンのフェンウェイ・パークには、それが付いていたというのだ。上原は「クラブハウスのトイレの一つに付いていた。うれしかった。99%、入団は決めていたけど、最後の1%の決め手はそれだった」とホンネをポロリ。 むろん、それ以外の条件が前提でレッドソックス入団を決めたわけだが、温水洗浄便座付きのトイレの存在も、侮れなかったようだ。これで、上原は来季、トイレの心配をせずに野球に集中できそうだ。(落合一郎)
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社会 2012年12月25日 11時45分
東京・北区で“オシッコ飲ませ男”が出没
なんとも、イヤ〜な事件が起きてしまった。 12月20日、東京都北区の路上で、歩行中の女性2人が相次いで、男にいきなり液体をかけられた。 事件が発生したのは、いずれも、同区浮間3丁目の路上。警視庁赤羽署によると、1件目は同日午後8時15分頃、徒歩で帰宅中の会社員の女性(23)が背後から来た男に突然左肩を捕まれ、右手に持っていたペットボトルに入った液体を飲まされそうになった。女性はマスクをしており、抵抗したため、液体はマスクや服にこぼれ、男は逃走。女性にケガはなかった。 さらに約5分後、最初の現場の路上から南に約500メートル離れた路上で、帰宅中の別の会社員の女性(34)が、自転車に乗った男に背後からペットボトルに入った液体をかけられた。口に微量の液体が入ったため、女性は病院に搬送されたが、ケガはなかった。 事件発生直後、2人の被害女性から警察に通報があり、1件目の女性が「尿のような匂いがした」と話したため、簡易の尿検査キットでマスクを検査したところ、尿反応が出たという。 いずれも男は年齢20歳前後で、身長1メートル60ぐらい。短髪で黒っぽい上着と白っぽいズボンを着ていたという。近隣では、これまでに同様の犯行の報告はないという。 同署では同一人物の犯行とみて、暴行の疑いで、付近の防犯カメラなどの映像を分析するなどして、男の行方を追っている。 被害女性にケガがなかったのは不幸中の幸いだったが、さすがにオシッコと思われる液体を、いきなり路上でかけられたのではたまったものではない。(蔵元英二)
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スポーツ 2012年12月24日 16時00分
2年目のダルビッシュに大きな不安要素 新女房は米球界きってのトラブルメーカー
今季、16勝(9敗)を挙げ、1年目の日本人投手としては最高の白星をマークしたレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(26)の2年目に、大きな不安要素が噴出した。 レンジャーズはホワイトソックスからFAとなっていたA・J・ピアジンスキー捕手(35)と、1年750万ドル(約6億3300万円)で合意した。レンジャーズではFAの正捕手マイク・ナポリ(31)が、レッドソックスと3年総額3900万ドル(約32億9200万円)で合意しており、ピアジンスキーはナポリの後釜となる。 そのピアジンスキーだが、とかくトラブルメーカーとして有名。トランプ遊びに熱中して、投手の投球練習に付き合わなかったり、守備中には過度なささやき戦術で打者を挑発。ラフプレーも多く、乱闘騒ぎも度々起こしている。 今年6月に米男性誌メンズ・ジャーナルが現役選手100人を対象に「最も嫌われている選手」のアンケートを取ったところ、ピアジンスキーはダントツの1位になった。また、昨年9月にスポーツ・イラストレイテッド誌が現役選手215人を対象に行った「最も卑劣な選手」のアンケートでも堂々1位になっており、文字通り、“札付きのワル”なのだ。 ただ、打者としては、今季135試合に出場、27本塁打77打点、打率.278をマーク。108試合出場、24本塁打56打点、打率.227のナポリの成績を上回っており、攻撃面では十分にナポリの穴は埋められそうだ。 問題は守備面。今季、ダルビッシュは打撃優先で雑なリードをするナポリとは相性が合わず、前半戦では、ヨービット・トレアルバ捕手(34=ブルワーズからFA)とコンビを組むことが多かった。そのトレアルバが7月31日(日本時間8月1日)に戦力外通告を受け、再びナポリと組むようになると、ダルビッシュは精彩を欠き不振に陥った。その後、カブスからトレードで移籍したジオバニー・ソト捕手(29)とバッテリーを組むようになると、繊細なリードをするソトとのコンビネーションは上々で、終盤はソトがダルビッシュの専属捕手となっていた。 今オフ、レンジャーズではFAとなっていた今季43本塁打、128打点の主軸打者ジョシュ・ハミルトン外野手(31)がエンゼルスと合意。マイケル・ヤング内野手(36)がフィリーズへトレードされるなど、打撃面では戦力ダウンとなりそうで、今季のダルビッシュのように打線の援護で勝つケースは減ることも考えられる。 今季はロン・ワシントン監督(60)の意向で、ダルビッシュの女房役は打撃より相性が優先された。だが、来季、チーム事情で打撃優先ともなれば、当然、ダルビッシュは問題児のピアジンスキーと組まざるを得なくなる。ピアジンスキーとのコンビがうまくいかなければ、果たして今季のような活躍ができるかどうか、暗雲が垂れ込める。幸いなのは“恋女房”のソトが、チームに残留したことだが…。(落合一郎)
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芸能 2012年12月24日 15時30分
勝手に選ぶ芸能界10大ニュース その4 当事者たちがまったく引きずらなかった塩谷瞬の二股騒動
オセロ・中島知子の洗脳騒動が収束し、話題がなかった芸能界に突如、飛び込んで来てGWをかけて話題になったニュースが俳優・塩谷瞬の二股騒動だった。 まず4月に塩谷とバツイチのモデル・冨永愛との交際が写真誌で発覚。冨永は直後に出席したイベントで「仲良くしています」と交際を認めるような発言をしたが、自身のブログで「報道されているような、熱愛という事実はありません」と一転して交際を完全否定した。 冨永が交際を否定した理由が一部スポーツ紙の報道で発覚。塩谷は都内で会員制の飲食店を経営する料理研究家の園山真希絵とも交際しており、園山の実家がある島根県出雲市へ旅行をしていたというが、冨永と園山が親友だったというから話がややこしくなってしまった。 GW中に塩谷は出演している舞台のけいこ前に「この度は私事で世間を騒がせてしまい本当に申し訳ありませんでした」と涙ながらに謝罪。写真誌や週刊誌には塩谷と関係を持った女性の告白が掲載され各方面から猛バッシングを浴びたが、一部関係者の間からは疑問の声があがっていたという。 「塩谷が各方面に『園山さんとはそういう関係ではなかった』と関係を持ったことを完全否定していたようだ。その後、園山がテレビに出た際、昨年だけで複数の自身の店の客からプロポーズされたことや自分がどれだけ塩谷に献身的だったかなどをアピールしたが、どこまで本当か微妙。園山の事務所が一方的にスポーツ紙にリークしなければ二股騒動は起こらなかったし、園山が“勘違い”して冨永に塩谷との仲を説明しなければ塩谷と冨永の関係も良好だった」(テレビ関係者) 異様に盛り上がった騒動だが、GW後、あっという間に沈静化したが、当事者たちはまったく騒動を引きずることはなかった。 「塩谷は相変わらず夜な夜な様々な場所で美女たちと出会い、先頃、女性誌で2日連続で別々の年上女性と楽しんでいる様子を報じられモテっぷりは変わらず。映画のオファーを中心に仕事も減らず、俳優・千葉真一に目をかけられアクションスターへの転身を画策中。冨永は出演している番組や出席したイベントで騒動をネタにしている。園山は来年、飲食店を閉店することを発表したが、テレビの仕事が騒動前よりも圧倒的に増え、料理本もどんどん出している」(芸能記者) 結局、トータルでみると騒動は3人にとってプラスになったようだ。
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トレンド 2012年12月24日 15時30分
『オスカープロお笑いライブ』 オスカーチャンピオンシップ2012制覇の「とりゅふ」がブレイクを誓う!
毎月第3金曜日の夜、東京・新宿区の関交協ハーモニックホールで「オスカープロお笑いライブ」が開催されている。2012年の締めと成る21日には、オスカープロモーション所属の約50組のお笑い芸人の中から年間チャンピオンを決定する「オスカーチャンピオンシップ2012」が行われた。若手お笑いコンビ「とりゅふ」が2012年のチャンピオンに輝き、韓国料理TEJITOKYO西新宿店(http://www.teji-tokyo.com/)の豪華お食事券と、リアルライブから優勝賞金が贈られた。 「オスカーチャンピオンシップ2012」は、1月から11月までのライブの顧客アンケート集計結果ランキング上位9位に輝いた芸人と、当日行われた予選を勝ち抜いたワイルドカードのひと組の芸人の合計10組で行われた。それぞれが今年最高のネタを披露し、安定した実力で「オスカープロお笑いライブ」を牽引し続けた「とりゅふ」が優勝。黒いシャツの「田中まこ」と、赤いシャツの「ヤマダサトシ」に喜びの声を聞いた。 −−おめでとうございます。現在のお気持ちからお願いします。 2人「いや〜、驚いています!」 −−2012年はどんな年でした? 田中「僕は苦しかったです。がんばってはいたのですけど、オーディションに通ったり、テレビ出演をしたりという結果に結びつかなかったです。でも、最近は、オスカーの芸人たちがオーディションを通過したり、テレビに出たりすることがすごく多くなってきたので、オスカーチャンピオンシップ制覇を原動力に頑張れるということで、2012年の良い締めくくりになりました」 ヤマダ「確かに、ライブでは受けているのですけど、結果に結びつきませんでした。ただ、コンビを組んでから2年間ずっと続けてきた今のネタの形を、来年から新しいものにしようと思っています。優勝を飾れたことは、今までの形の集大成になりました」 −−来年からどのような形に? ヤマダ「芸風を変えるくらいのことをしようと思っています。2ランクくらい上を目指して」 田中「A-YOSE(=オスカープロお笑いライブの上位ステージ)常連とかもなくなるかもしれないです。でも、そのくらいの覚悟でやります」 −−2013年は、どんな年にしたい? 田中「オスカーチャンピオンとしての責任も生まれる2013年は、新しいネタに挑戦しつつ、ほかの芸人達といっしょにメジャーになって、『オスカープロお笑いライブ』を、立ち見が出るくらいの話題のライブにしたいです」 ヤマダ「単独ライブなど、今までやってこなかったこともやりたいです。また、『オスカープロお笑いライブ』に加えて、『とりゅふ』という名前も外へ向けて発信していきたいです」 −−ファンにメッセージを 2人「来年は必ず、世に出ます! テレビにも出ます! もう少しなので見守っていてください!」 気さくにインタビューに答えてくれた「とりゅふ」。2人は、7月の優勝者インタビューにも応じてくれていたが、その時は、「テレビに出るよりも地方をライブで回りたい」と語っていた。実は、8月に田中が痛風にかかって、ライブにも何度か出場できなかったそうだ。お笑い芸人にとってライブをキャンセルすることほど悔しいことはないのかもしれない。今年さまざまな経験を積み、2013年にブレイクを誓った「とりゅふ」に注目したい。(インタビュー・竹内みちまろ)【オスカーチャンピオンシップ2012結果】優勝:とりゅふ第2位:ヴェートーベン第3位:シロハタ第4位:珈琲ブレイクン第5位:TAIGA第6位:マリッジブルーこうもと第7位:反抗期フレイバー第8位:プラスワン第9位:勝又第10位:かんがるー【次回のオスカープロお笑いライブ】日時:2013年1月18日(金)場所:関交協ハーモニックホール住所:東京都新宿区西新宿7-21-20関交協ビル開場:18:00開演:18:15チケット:前売り1300円、当日1500円
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社会 2012年12月24日 15時30分
不祥事続きのJR西日本にトドメ!? 執行役員が女子高生に痴漢の疑い
JR西日本では12月に入って、和歌山駅の男性駅員(7日付で懲戒免職)が駅に届けられた遺失物から、現金約100万円を着服していたことが発覚したり、大阪支社奈良電車区に所属する男性運転士が、大阪環状線の電車を営業運転中に運転席で喫煙するなど、不祥事が相次いでいる。そんななか、トドメともいえる事件が起きてしまった。 大阪府警天王寺署は22日までに、JRの電車内で女子高生の下半身を触ったとして、府迷惑防止条例違反の疑いで、JR西日本執行役員で近畿統括本部神戸支社長の金平英彦容疑者(56=大阪市阿倍野区美章園)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は、21日午前7時半頃、JR阪和線の美章園駅〜天王寺駅間を走行中の電車内で、高校3年の女子高生(17)の下半身を服の上から触った疑い。 同署によると、金平容疑者は通勤、女子高生は通学のため阪和線の同じ駅から乗車。終点の天王寺駅に着く直前、女子高生が近くにいた男性会社員(24)に、「この人痴漢です」と助けを求めたため、天王寺駅で走って逃げようとした金平容疑者を男性会社員が取り押さえた。電車内では、女子高生からみて、金平容疑者は左後方にいた。 女子高生は「約2年前から、同じ人に数回痴漢をされていた」と、同署に話しており、偶然ではなく、“狙い撃ち”での犯行とも考えられる。 しかし、金平容疑者は「腕が背中や尻に当たったかもしれないが、痴漢は身に覚えがない」と容疑を否認している。 23日、検察が金平容疑者を釈放したと、同署が明らかにした。大阪区検が当初、勾留を大阪簡裁に請求していたが退けられた。検察は大阪地裁に準抗告したが、再び退けられた。理由は明らかになっていない。今後、任意で捜査を続ける。 JR西日本によると、金平容疑者は鉄道本部車両部長などを経て、10年12月から現職。同社近畿統括本部では「事実であれば誠に遺憾。詳しい状況を確認し、厳正に対処する」とのコメントを出したが、不起訴となる可能性も出てきた。(蔵元英二)
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レジャー 2012年12月24日 12時30分
【ドラマティックレビュー:有馬記念】どこよりも早い来年の有馬&宝塚記念対策
有馬記念当日は中山競馬場のすぐそばで仕事。現場に向かう時から、今日はやはり特別な日であることを痛感。電車の中では「3連複って何?」という会話が聞こえてきたり、ギャルが競馬新聞を眺めていたり、的場文男騎手にそっくりなオジさんを目撃したり(これは関係ないか)非常に稀な光景。目と鼻の先でビッグレースが行われているというのに、生観戦はおろか、リアルタイムで中継を見ることさえもできないという、競馬ファンにとってこの上ない苦痛を強いられることになった僕。仕事が一段落し、一息つこうと西船橋の喫茶店に入れば、どの席からも「シップ」「シップ」「シップ」と聞こえてくる。耳を塞ぎながら店を後にし、映像を見て納得。そして馬券を外したことがわかり、ガッカリ…からの爽快感。シップはシップでも勝ったのはゴールドシップの方。最後方から豪快なまくり、お見事。もう1頭のシップ、ルーラーシップは3着。大きく出遅れながらもこの結果。こちらも衝撃的でしたが、馬券的にはオーシャンブルーの取捨選択が運命の分かれ道でしたね。そこで、大一番を勝利で締めくくれなかった反省と今回初めて馬券を買って悔しい思いをした方のために、かなり気が早いですが、来年の有馬記念そして宝塚記念対策を提案してみようと思います。 それは「とりあえず金鯱賞の好走馬は抑えておこう」というもの。金鯱賞というレースはこれまで上半期のグランプリレース、宝塚記念の前哨戦となっていたレースで、金鯱賞で結果を出した馬が次走の宝塚記念で力を見せるケースが多く、有馬記念は宝塚記念で好走した馬が馬券に絡むケースが目立ちます。ちなみに金鯱賞は今年から開催時期を冬に移行。一流馬が参戦するジャパンカップ直後、有馬記念の前という時期にあたることもあり、出走馬のレベルがこれまでよりは下がったわけですが、今年の金鯱賞の勝ち馬、オーシャンブルーが有馬で10番人気でありながら2着となったことを踏まえると、レベルの下がった金鯱賞の好走馬と軽視するのは禁物、有馬(関連性から宝塚も)で穴を空ける馬はここにいるというのが今後の流れになると見てもいいかもしれません。なので、オーシャンブルーだけでなく、例えば金鯱賞2着だった3歳馬、ダイワマッジョーレがこれから力をつけて宝塚に出走する事があれば、こちらも馬券に取り入れたら嬉しい結果になるかも…。 あくまでも、個人的な考察に過ぎませんが、今回の有馬で初めて馬券を買った皆さん、これに懲りずまた馬券買って下さいね! そして、次こそはお互いに良い思いをしましょう!〈プロフィール〉近藤雄亮:キャリア3年目の若手放送作家。売れっ子作家ではないため安定した生活をするには競馬の成績がカギ。今年度のおこづかい馬券の成績は現時点で回収率137%、プラス収支をキープ。Twitterのアカウントは「@minoru1202」。
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レジャー 2012年12月24日 12時06分
【有馬記念】ゴールドシップ、ロ〜ングスパートで圧勝、ルーラー出遅れ3着
競馬の「有馬記念」(第57回GI・芝2500メートル、23日日曜日、16頭)は、最後方から進んだ断然人気のゴールドシップ(内田 博幸騎手)が2周目の3コーナー手前からスパート。直線、鋭い伸び脚を発揮し2着オーシャンブルー(単勝10番人気、C、ルメール騎手)に1馬身1/2差を付けて圧勝。皐月賞、菊花賞に続き年間GI3勝を達成。頂点に立った。2分31秒9。2番人気を集めたルーラーシップ(C、ウィリアムズ騎手)はスタートで大きく出遅れたのが響いて、直線良く伸びるも3着に終わった。 ゴールドシップは、父ステイゴールド、母ポイントフラッグの牡3歳馬(芦毛)。馬主は小林 英一氏。戦績=10戦7勝。主な勝ち鞍=重賞5勝目(12年共同通信杯、12年皐月賞、12年神戸新聞杯、12年菊花賞)。内田騎手、須貝 尚介調教師とも初勝利)「配当」単勝(13)270円複勝(13)130円(6)530円(9)140円ワイド(6)(13)1250円(9)(13)240円(6)(9)1360円枠連(3)(7)3350円馬連(6)(13)3730円馬単(13)(6)5200円3連複(6)(9)(13)4020円3連単(13)(6)(9)2万4250円*レース結果については、必ずJRA公式発表でご確認ください。
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レジャー 2012年12月24日 09時00分
阪神C(GII、阪神芝1400メートル、24日)藤川京子のクロスカウンター予想!
阪神11R、阪神Cは◎フィフスペトルが今季最高の仕上げで臨みます。 秋緒戦のスプリンターズSは、スプリントのスペシャリストが揃う中、まわりが速くて追っ付けながらの追走。直線は内を突きましたが前が開かず伸び切れずに11着。休み明けでもありましたし、時計も速すぎて少し厳しい競馬になってしまいました。叩き2走目の前走のマイルCSは、前を見ながら好位を追走。直線で勝負に出ましたが、稍重の緩い馬場で踏ん張るのが精一杯で、その上接触もあり苦しくなって13着。鞍上の岩田騎手も馬場に尽きると言っていましたし、ちょっと運がなかったですね。 状態面はアップしていましたが正直、スプリンターズSは前が塞がってしまって不完全燃焼で、ひと叩きした感じがもうひとつのところもありました。でも叩き3走目の今回は、秋2戦よりも遥かに良くなっていますね。 一週前追い切りは、角居厩舎に協力してもらい3頭併せの真ん中を追走。CWで強めに追われ軽快なフットワークで先着。そして今週は大野騎手が栗東へかけつけ単走追い。適度な負荷をかけて整える程度でしたがスピードを感じさせる走りで、調子がいい分、好時計が出ました。栗東TCで助手さんにお話をうかがったところ、今季一番の状態だと自信のコメント。フットワークが大きく伸びているし、1400メートルも合うから期待して下さい、とのことでした。 鞍上の大野騎手にも確認してもらっているので心強いです。今年最後の重賞で、本来の走りを披露します。(6)フィフスペトル(7)アドマイヤセプター(13)サンカルロ(15)ファイナルフォーム(11)クラレント(8)シルポート(18)レオアクティブ馬単 (6)(7) (6)(13) (6)(15)3連単 (6)-(7)(13)(15)(11)(8)(18)フィフスペトル 1頭軸マルチ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。