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トレンド 2011年02月12日 16時30分
ゆるキャラ界の伊達直人!? 戸越銀次郎の呼びかけで義援金52,433円
去る2月6日(日)、戸越銀座銀六商店街で、戸越銀座のマスコットキャラクターとその仲間たちによるチャリティ・イベントが行われた。 今回のイベントは、火災で焼失した彦根市・花しょうぶ通り商店街のまちづくり使節「寺子屋力石」の復興のための募金活動を目的としたもので、当日は2月の寒空の下にも関わらず、たった2時間で52,433円もの義援金が集まったという。 花しょうぶ通りには、ひこにゃんのライバル「いしだみつにゃん」、「しまさこにゃん」、「おおたににゃんぶ」などのキャラクターがおり、戸越銀座商店街とは「獣兵衛」を通じて交流があったことから実現したイベントで、戸越銀座商店街のマスコットキャラクター「戸越銀次郎」をはじめ、総勢4匹のキャラクターがボランティアで集まった。 商店街関係者によると通常、寒い時期のイベントにはなかなか人は集まらないが、「コロッケの町」としてテレビ・雑誌などに取り上げられることも多くなったおかげで観光客も増え、その影響で募金もたくさん集まったのではないかと分析している。もちろん、昨今の伊達直人ブームとも無関係ではないだろう。 また「困った時はお互い様。少子高齢化やシャッター通りなど、商店街をとりまく話題は暗いものばかりだが、こうして全国の人たちが力を合わせれば、きっと将来に希望を見出せるのでは…」とも語っていた。 現在、ブログやtwitterを通じて全国のキャラクター同士が交流し、ゆるく和やかなコミュニティが形成されつつある。今回のイベントも、他のキャラクターやファンの人たちによる情報の拡散など、ネットならではの支援もあった。昔ながらの下町人情とネットの融合が、新たな「絆」を生み出しつつあるのかも知れない。 花しょうぶ通り商店街の復興募金は現在も継続中。ぜひ応援したという方は下記URLから「まちづくり結募金」のサイトへ飛び、詳細を確認していただきたい。※写真は右から戸越銀次郎、ポム、獣兵衛、そして手前が朝菜<まちづくり結(ゆい)募金 HP>http://chikaraishi.hanashobu.net/fundraising<戸越銀次郎ブログ>http://t-ginjiro.jugem.jp/?eid=451(犬山秋彦 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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トレンド 2011年02月12日 16時00分
誰でもゾンビになれる! ゾンビ写真アプリ『ゾンビブース』
誰でも生きながらにしてお手軽にゾンビ顔になれるお遊び系写真アプリがこの『ゾンビブース: 3D Zombiefier 』<http://itunes.apple.com/jp/app/id363955135?mt=8>(2月28日までは特別価格115円) iPhoneのカメラで直接撮影した人物写真でも、すでにフォトアルバムに入っている保存写真でもゾンビ化は可能だ。 ただしある程度の大きさの正面顔写真のみで、目、鼻、口を認識しにくい画像や小さすぎる画像だとゾンビにはなれないので要注意。 また複数人数が写った写真なら、誰か一人だけがゾンビ化してしまう。 画像を選んでクリックすれば、静止画像だった写真が不気味な唸り声をあげながら動き出す。その表情はさっきまでの温和な表情とは一転し、血だらけの唇はめくれ上がり、血色のない頬の大きな傷跡からは赤黒い皮膚の内部が見えるおぞましい顔に…。落ち窪んだ目は獲物を狙うようにぎょろぎょろと動き、ときおりうめき声をあげて暴れだす。 何より恐ろしいのは画面の口元に指が触れると凄まじい勢いで喰いつき、画面は血まみれに…。 ゾンビの腐敗具合のテクスチャが豊富な製品版をダウンロードする前に、まずは無料版の『ゾンビブースlite』で、お試しするのもいいだろう。<http://itunes.apple.com/jp/app/zombiebooth-lite/id408592813> こちらは期間限定で映画「バイオハザードIV アフターライフ」のゾンビにも変身できるDVD発売キャンペーンタイアップ特典付き。
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レジャー 2011年02月12日 15時30分
1500円のおこづかい馬券(2月13日京都記念)
日曜は実績あるメンバーが集まった京都記念でおこづかいアップを狙います。 本命はヒルノダムール。いつも惜しいレースが続きますが今回こそはと期待。他の馬は今年一戦目という中、斤量が軽く一戦叩いている点を評価。しかも今回と同じ京都外回りでルーラーシップに肉薄した日経新春杯。調教を見ても前走の状態を維持していると見ます。 馬の評価ももちろんですが、「次こそは獲らせたい」という男・藤田の意気込みが全てです(笑)。こういうときはやってくれるのが藤田ジョッキーです。 対抗は同じく56キロで出走できるトゥザグローリー。中1週というローテで挑んだ有馬記念3着。長距離にも対応可能と見ます。恐らく1番人気に落ち着くであろうこの馬。過去5年一番人気が馬券に絡んでいるデータも後押しして対抗に。 ここまではすんなり決まりますが、問題は他の馬をどう評価するかですよね。 ダノンシャンティは好きな馬ですが、この距離が合うのか未だ疑問。この一戦を経てジャッジしたいところなので有力視は避けます。オウケンブルースリは時計が物足りない気がします。 ということで、3番手に浮上するのがメイショウベルーガ。京都外回りといえばこの馬でしょう。牝馬といえど注意は必要。別定戦の京都大賞典では(休み明けだったとはいえ)オウケンを破っていますしね。 そして、もう1頭はビッグウィーク。次を見据えた仕上げをしていると思うのですが、混戦模様の時や誰もがすんなり軸を決め易いレースのときに間を割るのは川田ジョッキーの真骨頂。他馬に買いたい要素がないならジョッキーのキャラを優先してみます。人気サイドからなので3連単2頭軸マルチ12点で勝負。(2)(12)-(3)(5) それでは、若手作家の近藤でした〜!*出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。 ちなみに最近ブログを始めました。「今さらかよっ!」というツッコミはナシで覗きにきて下さい。ブログ「近藤ちゃんがふみきってぇ…じゃんぷぅ!」 http://d.hatena.ne.jp/minoru1202/
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レジャー 2011年02月12日 15時30分
橋本千春の勝馬ピックアップ!(2/13)共同通信杯、他5鞍
東京11R「共同通信杯」(芝1800メートル)はラジオNIKKEI杯2歳Sの覇者ダノンバラードが、実績で一歩リード。しかし、展開が嵌った印象が強く過大評価は禁物。印は△とした。 そこで、ナカヤマナイトに白羽の矢。〈2310〉と豊富なキャリアはこの時期の3歳戦では強みになるし、さらにすべて3着以内に入っているセンスの良さは特筆されていい。 前走のホープフルSはハナ差2着と惜敗しているが、3着以下は3馬身突き放しており負けて強しだ。課題の折り合い面でも進境著しく、ここにきて一段とパワーアップしているのは頼もしい限り。 今の充実ぶりから判断して、馬場状態が極端に悪化しない以上、チャンスは十分だ。 相手は、ベルシャザールと、サトノオーだが、台風の目はディープサウンド。◎2ナカヤマナイト○12ベルシャザール▲5サトノオー△11ダノンバラード、13ディープサウンド 10R「雲雀ステークス」(芝1400メートル)は若潮賞を圧勝(0秒3差)、勢いに乗るナシュワンヒーローでもう一丁。 共同通信杯で伏兵視された実績があり、潜在能力は高い。クラスの壁も一気に突破する。◎2ナシュワンヒーロー○5スティルゴールド▲8セイウンジャガーズ△9ストロングリターン、14キタノリューオー 9R「大島特別」(ダ1600メートル)は東京ダ千六で〈2110〉と抜群の実績を挙げている、メイショウツチヤマで今度こそ。 前走は実績のない右回りで2着と、デキの良さも際立っている。◎7メイショウツチヤマ○11エアウルフ▲8マイネルオベリスク△2ジェネラルノブレス、12ニシノキュアノス 最終R(芝1400メートル)はキングレオポルドで九分九厘勝てる。 前走は出遅れが響いたが、互角に出れば負けない。2着続きにピリオドを打つ。◎13キングレオポルド○6オルトリンデ▲3カピターノ△1サザンスターディ、8コウヨウサンデー 京都11R「京都記念」(芝2200メートル)は有馬記念で超一流馬相手にハナ・クビ差3着と好走した、トゥザグローリーをイチ押し。 このメンバーで56キロなら、チャンスは限りなく高い。相手は、順当にヒルノダムール。◎2トゥザグローリー○12ヒルノダムール▲3ビッグウィーク△1オウケンブルースリ、4ダノンシャンティ 小倉11R「門司ステークス」(ダ1700メートル)は本格化著しい、ゴルトブリッツの2連勝が濃厚。 前々走の東京大賞典で百戦錬磨の古馬勢相手に、レコードの7着はここでは大威張りできる。◎10ゴルトブリッツ○14プレシャスジェムズ▲11ヒラボクワイルド△7ローレルレヴァータ、13ウインブシドウ※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年02月12日 15時30分
京都記念(GII、京都芝2200メートル、13日)藤川京子のクロスカウンター予想!
京都11R、京都記念は◎トゥザグローリーが強力4歳パワーで今年緒戦を飾ります。 前走の有馬記念は、好位で流れに乗り、折り合いもスムーズに追走。直線では最後まで渋太く粘ってペルーサの猛追を凌いで3着確保。勝ち馬とはタイム差なしですから、展開が向いたといえども有馬記念でこの内容は立派でした。厳しいレースでしたが最後まで自分のリズムで行けていたのは凄いし、とても競馬が上手。良血馬らしくきっと生まれ授かった天性のものもあるのでしょう。 昨年3月にデビューをしてダービーに出走し、秋にはマイルCSへ駒を進め、12月には古馬重賞を制覇。その後は有馬記念まで出走を叶えてしまったのだから、なんとも凄い馬ですね。 ダービーとマイルCSでは7着とはいえ勝ち馬からは0秒5差だし、有馬記念は時計差なし。自在性があり、相手、コースなりにどんな競馬でもできてしまうところは強みですね。 有馬記念3日後から乗り込み、ここへ向け調整。最終追いではラスト1ハロン11秒3を叩き出したように仕上げに抜かりはありません。池江泰郎師の定年で最後のレースになりますから、こん身の仕上げで挑みます。 状態面に関しては言うことないでしょう。斤量が1キロ増えますが大型馬ですし、背負ったことはあるので問題ないと思います。京都では勝ち星があるし、距離も歓迎。一抹の不安もありません。全て、態勢は整いました。(2)トゥザグローリー(4)ダノンシャンティ(12)ヒルノダムール(1)オウケンブルースリ(11)プロヴィナージュ(5)メイショウベルーガ(3)ビッグウィーク馬単 (2)(4) (2)(12) (2)(1)3連単 (2)-(4)(12)(1)(11)(5)(3)-(4)(12)(1)(11)(5)(3)トゥザグローリー 1頭軸マルチ 相手6頭※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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レジャー 2011年02月12日 15時30分
一発逆転! 仲町通のここが抜きどころ(2/13) 共同通信杯・京都記念
◆東京11R 共同通信杯◎ベルシャザール○ナカヤマナイト▲ダノンバラード△ユニバーサルバンク△ロビンフット 松田国厩舎のクラシック候補・ベルシャザールに注目。530キロ超の大型馬ながら、緩い流れの京都1800mでも、よどみなく流れた中山2000mでも好位でピタリと折り合ったあたりに天性のレースセンスとこなしてきたトレーニングの質の高さがうかがえる。ダービー2勝の名トレーナーだけに、視線の先にあるのは間違いなく春のクラシック。前走のホープフルSで3子供扱いしたフェイトフルウォーが後に京成杯を勝っており、すでに重賞級の評価だが、ここVでクラシック候補に名乗りを挙げることになるだろう。相手には、前走でこの馬に食い下がったナカヤマナイト。引き続き状態が良く、今回も上位争いに加わってきそうだ。【馬単】流し(12)軸(2)(6)(10)(11)【3連単】フォーメーション(12)→(2)(11)→(2)(6)(10)(11)◆京都11R 京都記念◎ヒルノダムール○ダノンシャンティ▲メイショウベルーガ△トゥザグローリー△オウケンブルースリ△プロヴィナージュ 鳴尾記念、日経新春杯と2戦続けてルーラーシップの2着に敗れているヒルノダムールだが、超強力4歳世代の一角を占める馬だけにそろそろここらで戴冠、鬱憤を晴らしてくれるだろう。「前走は少し間隔があいた分、力みがあった。レースを使ってうまくガス抜きできたし、今はリラックスしている。具合は凄くいい」厩舎サイドも上積みを強調しており、軸馬として信頼してよいだろう。強敵は、完全復活を目論むダノンシャンティ。NHKマイルCで見せた圧倒的なパフォーマンスは忘れ難く、距離(?)ではあるが、期待感はメンバー随一。有馬記念(9着)を叩いて順当に良化しており、潜在能力だけで距離不安を克服する可能性すらある。抑えに、メイショウベルーガ、トゥザグローリー、オウケンブルースリ、プロヴィナージュあたりを。【馬連】 (4)-(12)【3連単】フォーメーション(4)(12)→(4)(12)→(1)(2)(5)(11)<プロフィール>仲町通(なかまち・とおる)在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。
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トレンド 2011年02月12日 15時00分
絶対にいらない!? ドラえもんの秘密道具
国民的人気漫画である『ドラえもん』。ドラえもんの最大の魅力といえば、やっぱり四次元ポケットから出してくれる秘密道具の数々だと思います。 「もしもボックス」や「あらかじめ日記」、「フエール銀行」に「どこでもドア」…、誰でも一度はそんな素敵な秘密道具を欲しいなぁ〜と空想したことがあるはず。 ですが、『ドラえもん』をよーく読んでみると、そんな素敵な秘密道具に混じって「こんな道具、何に使うの?」「こんな道具、絶対に欲しくない!」と思ってしまうような秘密道具も実はたくさんあります。 今回はそんな「いらない」「欲しくない」と筆者が思ったドラえもんの秘密道具の数々をいくつかご紹介したいと思います。 「くろうみそ」 単行本第8巻で登場した秘密道具。「苦労は買ってでもしろ」なんて言葉もございますが、この味噌を口にすると、何をするにも物凄い苦労をすることになる…という、そんな秘密道具であります。 これをちょっとなめただけで、のび太は、おやつを食べたいだけなのに大変な苦労を味わうことになります。 この道具の唯一の長所(?)と言えるのは、この味噌が非常に美味であるというところでしょうか。でも、どんなに美味しかろうとこんな味噌、絶対に口にしたくはありません! 「ムシスカン」 くろうみそと同じく単行本第8巻に登場した「ムシスカン」という道具も相当欲しくありません。 この「ムシスカン」という秘密道具は錠剤の薬で、これを飲むと誰からも嫌われてしまう(!)という、恐るべき秘密道具なのでした。 22世紀の人たちはいったい、何を考えてこんな恐ろしい道具を開発、販売していたのでしょうか? 「地球はかいばくだん」 22世紀の人たちはいったい、何を考えてこんな恐ろしい道具を開発、販売していたのでしょうか? と思う秘密道具としては、単行本第7巻に登場する「地球はかいばくだん」も忘れられません。 この道具はその名の通り、地球を破壊してしまうほどの破壊力を持った爆弾だと思われます。 ドラえもんは軍事用ロボットでもないのにこんな道具を持っていたということは、22世紀の未来デパートで普通に「地球はかいばくだん」が売っているのでしょうか? 恐ろしい話です(ちなみに、ドラえもんがこの「地球はかいばくだん」を使用しようとしたのは、家に現れたねずみを撃退するためでした…)。 ドラえもんは大長編物では悪の魔王や23世紀の未来人、ロボット軍団など多くの強敵とも戦っていますが、そういう相手との戦いで使う武器は「地球はかいばくだん」と比べると微妙にしょぼい武器ばかりなのも不思議です。 「荷物運び用荷物」 大長編といえば、「のび太とブリキの迷宮」に登場する「荷物運び用荷物」もいらない道具の代表格だと思われます。 この道具はその名の通り、荷物運びをしたいという人の願いを叶えてくれるための「荷物」なのです…う〜む。 他にも単行本第18巻に登場する、セットすると百分間に百の苦しみに合うという恐ろしい機能を持つ「百苦タイマー」や、「のび太の宇宙開拓史」などに登場した「夢たしかめ機」も、この秘密道具につねられて痛ければ現実であることができるというもので…まあ、何というか「いらないな〜」「欲しくない」って思う秘密道具はまだまだあるのですが、しかし、現実には欲しくないと思うこれらの「秘密道具」も、ドラえもんという漫画をとても面白い漫画にしてくれている要素の一つとなっているわけで、そういう意味では欲しくないし、いらないけれど、ドラえもんという漫画にとっては必要な秘密道具であったのかもしれません。 皆さんもぜひ、ドラえもんを読み返す時はこれら「欲しくない秘密道具」のことも注目して読んでみてください。 「どこでもドア」や「もしもボックス」に負けない魅力や楽しさを味わうことが出来ますよ!(「作家・歩く雑誌・18次元ポケットの持ち主」中沢健 山口敏太郎事務所)参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」http://blog.goo.ne.jp/youkaiou
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レジャー 2011年02月12日 14時59分
小倉競馬、降雪の影響で中止(2月12日)
1回小倉競馬7日目(12日)の4レース以降は、降雪の影響により中止となった。 なお、4レース以降は出馬再投票のうえ、14日(月曜日)に続行競馬として、施行される。
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トレンド 2011年02月12日 14時30分
連載ラノベ 夢ごこち(20)
新しくできたデパートがすごいことは聞いていた。けど、食料品売り場がこんなに広いとは思わなかった。 驚きながら一周していると、アイスキャンディーのコーナーがあった。赤いものや、青いもの、黄色いものまで、大量のアイスキャンディーが並んでいた。頭のなめるところがみんな、丸く円を描いて、なめらかになっていた。 健太君といっしょに食べよう。 「健ちゃん、何色がほしい」 アイスクリームの色を健太君に聞くと、健太君は、しばらく眺めたあとに「赤」と答えた。 「そう、じゃあ、お姉ちゃんも赤にする」 赤いアイスキャンディーは、一番、奥にあった。 よく見ると、赤いアイスキャンディーの表面には、所々に、赤紫の筋が入っていた。ぶどうの果肉か何かが交ざっているのかな。青いアイスキャンディーや、黄色いアイスキャンディーは、表面がみんな同じ色で、模様はなかった。 手を伸ばしたら、ひじの内側がどこかに触れた。何かが服に触った感じがして、一瞬あと、肌の内側に氷をつけられたような冷たさを感じた。 反射的に、腕を引っ込めた。手もとが、青いアイスキャンディーに触れたみたい。 アイスキャンディーを取るだけでこんな思いをするなんて、デパートは、すごいんだ。辺りを見渡すと、人はたくさんいるけど、なんだかテレビの中の風景を見ている気になった。 急に、健太君が、私とアイスキャンディーが入っているコーナーとの間に、小さな体をすべり込ませてきた。健太君の後頭部が、私の胸に触れた。 健太君は、それから、前かがみになった。健太君のお尻が、腰に触れた。 健太君は、すっと手を伸ばして、赤いアイスキャンディーを二本、つまんだ。 突然のことで、しかも見とれている間に、終わってしまった。ようやく、一歩、後ろに下がると、健太君は、振り向いた。アイスキャンディーを差し出してきた。 健太君、私の代わりにアイスキャンディーを取ってくれたんだ。 健太君が、ほっぺたを膨らませて笑った。かわいい。 「健ちゃん、ありがと」 受け取ると、健太君が目を細めた。ほんと、かわいい。 レジの人が、アイスキャンディーを入れたビニール袋に、ドライアイスを入れてくれた。(つづく/文・竹内みちまろ/イラスト・ezu.&夜野青)
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トレンド 2011年02月12日 14時00分
家の延長としての国家
2月4日(金)25:25〜28:25にテレビ朝日系列で放送された『朝まで生テレビ』のテーマは「激論! 日本は本当にダメな国なのか!?」というもの。その中で「家族を守ることと国家を守ることは同じか?」という議論があった。すぐに話が他に移ってしまったけれど、僕は興味深い話だと思った。 堀江貴文さんは「国境などいらない」と言っていた。けれどもそれは侵略戦争の大義名分にもなりうる考え方で。日本の天下統一を果たした豊臣秀吉が朝鮮出兵したのも、第二次世界大戦における大東亜共栄圏構想も、その「国境などいらない」という発想によってなされた。だから国境をなくしたところで、国家の原型たる家制度が残る限り、利権のブラックボックスは消えない。 星新一の『マイ国家』というショートショートがある。マイホームが独立国家と化して神話まであるという話だが、実際の国家も似たようなものだろう。1家族を「1世帯」とも言うが、それになぞらえれば、日本は1億2千万の家族を有する1世帯ということになる。 東浩紀さんが言うように「国家は経済共同体」と考えたならば、国家の原型たる「家族」も「経済共同体」として運営される必要がある。「家族経営」という言葉は家族で事業を営む経営スタイルを指すが、一方で主婦や主夫も経済活動をしているとみなされることらすれば、あらゆる家族を「家族経営」と言ってもいいだろう。そしてその経済共同体の最小単位としての家族がある限り、領土問題など覇権争いは絶えることがない。 最小単位は個人と考えることもできるが、それは共同体ではないし、外貨(これは外国のお金という意味ではなく、家の外という意味)を稼ぐ世帯主だけが家計を支えているわけではないから、やはり家族と考えるべきだろう。社会福祉は、本来なら家族や親族が面倒を見るべきところを、自治体が肩代わりする制度である。これも家の延長としての国家の側面ということになる。 それにしても政治家はなぜ政治家と呼ばれるのか。政治屋だと一段格下げに見える。小説家じゃなくて小説屋なんてのもそうだ。屋号と家号の問題に関しては、また改めて書きたいと思うが、経済共同体の商売人と考えたら、いっそ国家じゃなくて国屋でもいいのではないか。 堀江さんや東さんが「Twitterによる連携」などと話していたのは「もし国家が戦争を起こそうとしても国民が阻止する」ということだろう。政府の意思のみで発生する「世界大戦」から、大衆によるゲリラ戦術に国体が脅かされる「世界内戦」への変質。 その経緯と展望について書かれたのが、限界小説研究会のメンバーによる評論書『サブカルチャー戦争 「セカイ系」から「世界内戦」へ』(南雲堂)である。メンバー以外の識者も交えた刊行記念トークショーは過去2回行われ、リアルライブにて告知させてもらっていた。近々3回目の予定もあるそうなので、その告知も兼ねてまた考察してみたい。(工藤伸一)「世界内戦」を生き抜くためにhttp://npn.co.jp/article/detail/64589414/第二次世界内戦のお知らせhttp://npn.co.jp/article/detail/17028034/