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「ときめきを感じない」政権発足前から菅官房長官をコメンテーターが猛批判、『サンモニ』が物議

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画像はイメージです

 13日放送の『サンデーモーニング』で、複数のコメンテーターが自民党総裁選の当選が確実視されている菅義偉官房長官を「口撃」し続けた。
 口火を切ったのは、元経済企画庁長官の田中秀征氏。菅氏が安倍政権の政策を継承するとしていることについて、「外交課題では継承することがいくつもいくつもあるんですけども、やっぱり内政面で言うと、政治経済、社会的な問題、生活に至るまで、これほど断層のある時代ってないですね」と持論を展開。

 ​>>『サンモニ』青木氏、安倍総理に「罪があまりにも大きかった」 視聴者から「一方的すぎ」の声も<<​​​

 さらに、「安倍長期政権が終わったっていうこと、そういう政治的な意味だけじゃなくて、とにかく世の中うんと大きく変わる。その変わり目にコロナ禍っていう要素も含まれている。これはね、石破さんのリセットするっていう姿勢が正しいと思う。日本の将来の新しい設計図を作るというわけですから。そういう新しい設計図を菅さんに見せてもらいたいですよ」と怒りを見せる。

 また、毎日新聞の元村有希子氏は「ときめきを感じない総裁選」と個人的な感想を述べ、「日本は首相の公選制ではないので、もちろん誰が選ばれるかを私たちは口を出せないんですけれど、だからこそ選考過程は透明でなければいけないと思います」とやはり憤りを口に。
 そして、「この過程で石破さんを外すために派閥が動いたということが言われていますけども。石破さんはまあ唯一と言っていいぐらい、異論を言える人なんですね。そういう人の意見を封じてしまうということは、何かそのゲームで自分たちが勝つためにガキ大将がルールを変えているような、そんなすごく嫌な感じがします」と田中氏に続いて、「菅氏下げ、石破氏推し」を鮮明にした。

 最後に、安倍政権を再三再四批判するジャーナリストの青木理氏は「第三次安倍政権。あるいは安倍さんなき安倍政権。安倍政権のエンジンだけが今度走り出すみたいな感じですよね」と話す。
 続けて、「安倍政権の時に道徳を子どもたちに教えようって言ったんだけれど、結局嘘も詭弁も公文書の破棄も改ざんもが公務員の自殺もあったし、法務大臣経験者がお金をばらまいたなんて事件もあって、これ全部なしにしちゃっといて。これでまた勝ち馬に乗るような光景で、今学校で道徳を教えられた学校の先生はね、『嘘はいけませんよ』とか、『えこひいきはいけませんよ』とか言われた時にどうするんですかね。これでいいのかなっていう感じはしますよね」と菅政権を始まる前から猛批判した。

 この内容に、一部視聴者から「安倍政権は朝日新聞の世論調査で71%が仕事を評価すると報道されている。それを継承することに何の問題があるのか」「自分たちが気に入らないから、公共の電波で一方的に菅氏を叩く。イジメの構図だ」「菅氏の功績と石破氏の裏切りの歴史に言及せず、批判だけするのはフェアじゃない」と怒りの声が上がる。
 また、安倍政権に批判的な層からも「この取り上げ方は一方的すぎる」「これは単に個人の悪口レベルだ」との声が。ただし、「安倍政権が悪いのだから仕方ない」「菅氏は安倍政権の中枢なので批判されてもしょうがない」と肯定する動きも出た。

 アメリカ大統領選について、「トランプ悪、バイデン正義」を明確にした先週に続き、今週は「菅氏悪、石破氏正義」を明確にした『サンデーモーニング』。その内容に違和感を持つ視聴者が続出している。

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