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小倉智昭、サッカー選手のDV疑惑逮捕に「世の中厳罰化の方向」と指摘 「DV加害者を擁護している」の声も

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小倉智昭

 21日放送の『情報プレゼンターとくダネ!』(フジテレビ系)での、メインキャスターの小倉智昭のDV加害者に対する発言が物議を醸している。

 問題となっているのは、J1ベガルタ仙台に所属していたMFの道渕諒平が知人女性への暴行で逮捕されたことが週刊誌『FLASH』(光文社)で報じられ、クラブを解雇されたことを取り上げていた際の発言。『FLASH』の報道によると、道渕は交際していた女性タレントに対し日常的に暴言を吐いたり、暴力を振るったりなどし、9月7日に傷害容疑で逮捕されていたとのこと。しかし、クラブ側はトラブル知っていながら報道があるまで道渕を処分したり、事件に関する公式発表は行わず。報道後の20日に契約解除を発表した。
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 『FLASH』には、道渕が包丁を手にしている写真や、被害女性の身体に残された痣の写真が掲載。さらに、17年にも別の女性に暴力を振るい、暴行容疑で逮捕されていたことも取り上げられていた。そんな中、番組の中で話を振られた小倉は、「身体も強いしスピードもそこそこあるし得点力もあるから、仙台では大変人気があるんじゃないですか?」と評価。事件については、「あくまで『FLASH』の報道によると、ってことなんで、事実はどうなのかっていうのは私たちには分かりませんけどね」と、報道が正しいものかどうかは分からないと指摘していた。

 さらに、「こういう問題が生じると最近すべて報道が先行なんですよ」と、不祥事がチームやクラブの発表より前に週刊誌によって報道されてしまうと言い、「週刊誌とかでこういうのが出ていってそれが結局厳罰化につながったり、最近では不倫で試合に出られないとかいうケースがあるわけで、そういうのって難しいですよね」と嘆いていた小倉。最後には、「今回のことは事実は分からないので別として、非常に恐れているのは、世の中厳罰化の方向に進んでいるじゃないですか。それが誤認逮捕だったり誤報だったりとかって、後々もしも出てきたらどうするんだって」と懸念。「その人の人生に関わってくることになるなってことを思うんで。世の中、なんで罰する、重く重くっていう風になっているのはちょっと気にはなっています」と話していた。

 しかし、このコメントに視聴者からは、「被害者もいる事件で厳罰化を恐れるのは違うのでは?」「なんでDV加害者を擁護しているのか分からない」「逮捕もされているDV加害者の肩持って厳罰化を心配するって、被害者のことを何も考えてない」という声が集まっている。

 スポーツ好きでも知られている小倉だが、今回の擁護は少し無理があったようだ。

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