search
とじる
トップ > スポーツ > ヤクルト・村上、高橋由伸氏からの称賛を否定?「もっといい打者はいます」 世代トップの成績でも弱気なワケは

ヤクルト・村上、高橋由伸氏からの称賛を否定?「もっといい打者はいます」 世代トップの成績でも弱気なワケは

pic pic

高橋由伸氏

 3日放送の『news zero』(日本テレビ系)に、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆がVTR出演。ある発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。

 今回の番組は元巨人監督で野球解説者の高橋由伸氏がヤクルトキャンプを訪れ、村上と対談する様子を収めたVTRを放送。昨季までのプロ3年間で「269試合・.263・65本・184打点・249安打」と活躍した村上は、日本ハム・清宮幸太郎、広島・中村奨成ら同世代選手(1999年度生まれ)へのライバル心が自身の原動力と語った。

 話題となっているのは、同世代への思いについて高橋氏から質問を受けた際に出た発言。村上の前述の成績を踏まえたのか、高橋氏は「今のところは(同世代のライバルを)だいぶリードしてる感じじゃ?」と質問。しかし、村上は「自分の中では(リードしているとは)まだそんなに感じていない。もっとたくさんいい打者はいますし」と、自分がそのような立ち位置の選手とはまだ思っていないと明かした。

 >>高橋由伸氏、監督就任理由を明かし驚きの声 強引にやらされたわけでは無い? 物議を醸した電撃人事の真相とは<<

 村上の発言を受け、ネット上には「同学年で自分以上に打ってる選手はいないのに謙遜し過ぎじゃない?」、「高校時代の村上は全国的には無名だったから、その時のコンプレックスは根強いのかもしれない」、「確かに高校の時は清宮とか凄く注目されてたけど、プロ入り後の同世代では村上がずば抜けてると思うけどな」といった反応が多数寄せられている。

 「村上はプロ入りから昨季までに通算65本塁打をマークしていますが、これは清宮(同21本)、中村(同0本)、安田尚憲(ロッテ/同7本)ら同学年の打者に比べて断トツの数字。そのため、現在ファンやメディアの多くは村上を1999年度世代のトップ打者と位置付けています。ただ、高校時代の村上はこの3名が甲子園で活躍する中、全国的には無名の存在で、2017年ドラフトでの指名も球団が清宮の当たりクジを外したことによる外れ1位での指名。そのため、プロ入り前に感じていたであろう悔しさや劣等感は未だに払しょくしきれていないのかもしれません」(野球ライター)

 2019年に30本塁打(36本)、2020年は打率3割(.307)をそれぞれクリアした。村上は今季、3割30本の達成も期待されているが、数字を残し自他共に認める世代最強打者への歩みを進めることはできるだろうか。

文 / 柴田雅人

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ