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ハッシーの中央競馬新馬セレクション【6/5東京・6/6東京】

 先週2021年の日本ダービーがシャフリヤールの勝利で終わり、今週からいよいよ2019年産の若駒たちの新馬戦がスタートする。当コラムも今週から本来の姿に戻り、当該週にデビューを予定している注目馬を紹介していく。

【デビューの注目馬】
☆コマンドライン
 2021年6月5日(土)東京第5R芝1600m戦に出走予定のコマンドライン。馬名の由来は「キーボードだけで操作する画面上の入力行(IT用語)」。牡、青鹿毛、2019年2月20日生。美浦・国枝栄厩舎。父ディープインパクト、母コンドコマンド、母父Tiz Wonderful。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はサンデーレーシング。愛馬会法人・サンデーサラブレッドクラブの募集馬で総額1億4000万円。全兄には20年毎日杯(GIII)や21年マイラーズC(GII)で2着に入ったアルジャンナ(父ディープインパクト)がいる。本馬は非常にバランスの良い造りで、同時期のアルジャンナよりも胸前に厚みがあり幅がある。筋肉の質は最高級クラスとも言って良いゴムまりのような弾力性があり、筋肉量も豊富。牧場でもトップクラスの高評価をされており、追い切りでは跳びが大きく弾むようなフットワークで、3頭の併せ馬の真ん中を進み、外から来られるとスッと反応して抜かせない勝負根性と瞬発力を発揮し、その評判通りの動きを見せている。来年のクラシック戦線を賑わせる一頭となるだろう。なお、鞍上はC・ルメール騎手を予定している。

☆クレイドル
 2021年6月6日(日)東京第5R芝1600m戦に出走予定のクレイドル。馬名の由来は「ゆりかご。母名より連想」。牝、芦毛、2019年2月28日生。美浦・黒岩陽一厩舎。父クロフネ、母オーマイベイビー、母父ディープインパクト。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2000万円。半兄には今年の皐月賞(GI)、日本ダービー(GI)で3着に入ったステラヴェローチェ(父バゴ)がいる。本馬はまだ2歳のこの時期だけに緩さはあるがクロフネ産駒らしい立派なトモを持ち、歩かせるだけでバネがあるのが良くわかる。追い切りではストライドの大きな弾むようなフットワークをしており、スピード能力の高さが窺える。距離はマイルから2000mあたりが合いそうで、鞍上には福永祐一騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調等により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン~狙ったレースは逃さない!~」も担当している。

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