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八代弁護士、共産党批判コメント以外にも危うい発言? 扱いに不満をもらしたことも

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八代英輝氏

 八代英輝弁護士が9月10日の『ひるおび!』(TBS系)内で発した、「共産党は『暴力的な革命』というのを、党の要綱として廃止してませんから」といった発言が物議を醸し出している。日本共産党からの抗議を受け、13日の番組内で謝罪と訂正を行った。

 八代氏はこれまでにも危うい政治的な発言を行ってきた。6月4日の放送では、上野動物園のパンダの妊娠を取り上げていた際、八代氏が「天安門事件から32年と」話題を切り出そうとしたら、MCの恵俊彰が別の言葉を被せる場面が見られた。偶然かもしれないが、1989年の同日に発生した天安門事件と言えば、多数の死傷者を出し、中国国内では未だにタブーとして扱われているため、ネット上では八代氏の発言が封じられたのではと話題になった。

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 また、2020年5月8日の放送では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて発せられた緊急事態宣言下でも、自粛要請に応じないパチンコ店が取り上げられた。これに八代氏が「これだけ公共性の高い要請に従ってくれないパチンコ店が少なからずあるという事は、ある意味、反社会的勢力の一歩手前」と発言し、業界団体から抗議を受けている。

 さらに、2017年10月26日の放送では、八代氏は「僕が発言するとCMに(行ってしまう)」と番組作りに不満を示す場面も見られた。八代氏の発言は何かしらの政治的なスタンスが明確にあるわけではなく、どちらかと言えば社会正義の観点から「ズバッと本音を言う」ようなスタイルだと言える。何より『ひるおび!』自体が政府に批判的なスタンスを取っているため、そちらに寄せて行かないように見える八代氏のポジションが浮いてしまうのもあるだろう。

 それでも、これまで見たように曖昧な憶測に基づく発言が物議を醸し出しているのは事実であろう。発言の影響力も大きいだけに、八代氏は慎重な立場からの発言が求められるのは確かかもしれない。

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