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老舗小説雑誌が異例の完売、圧倒的影響力でジャニーズに文学界からのオファーが増える?

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 ジャニーズWESTの中間淳太が表紙を務めた、講談社の老舗小説雑誌「小説現代 9月号」が売れ行き好調につき、創刊以来、初めて完売したことが発表されたと各メディアが報じた。

 1963年に創刊され、約60年の歴史を誇る同誌。今号では「令和探偵小説の進化と深化」特集として、ジャニーズきってのミステリ愛好家である中間が細身のスーツに身を包み、安楽椅子に腰かけ読書をする探偵のイメージで表紙&グラビアに登場。偏愛する三つの探偵小説シリーズや、自身の創作活動についてインタビューに応えている。

 ​>>日曜昼にジャニーズ番組が増えたワケ 裏側にはあの人気番組の影響か<<​​​

 また、発売日に三刷となったお笑いトリオ・四千頭身の後藤拓実の爆笑エッセー「これこそが後藤」、紅玉いづき氏による人気声優たちの朗読舞台「池袋裏百物語」の原作小説、女優の森川葵のエッセー「じんせいに諦めがつかない」なども掲載されている。

 「なかなか、後藤のエッセーを読むためにファンたちが購入したとは考えにくく、明らかに中間やWESTのファンたちが買い占めたのでは。もともと、発行部数はそこまで多くないので、発行元もここまで売れるとは思わなかったのだろう。いずれにせよ、普段は買わない層に売れたことは間違いない」(出版業界関係者)

 中間と同じジャニーズ事務所の先輩では、作家としても活動するNEWS・加藤シゲアキが発売した最新長編小説「オルタネート」(新潮社)で「第42回吉川英治文学新人賞」、さらには、高校生が選考する「第8回高校生直木賞」を受賞し文学界に貢献を果たした。

 「新たな読者層を開拓したいのならば、ジャニーズのタレントの手を借りない手はないだろう。おまけに、『フライデー』を発行する講談社、『週刊文春』を発行する文芸春秋などを〝味方〟につけておくことはジャニーズにとっても大いにメリットがある」(芸能記者)

 ジャニーズの所属タレントから、新たな作家がデビューする可能性もありそうだ。

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