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火10新ドラマ、「見飽きた」「なんで同じような話?」前枠ドラマと酷似で厳しい声

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坂口健太郎

 新火曜ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)の第1話が19日に放送され、平均視聴率が9.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが各社で報じられている。

 独身を満喫している27歳の大加戸明葉(清野菜名)と、“既婚者”の肩書が欲しい、サラリーマンの百瀬柊(坂口健太郎)が偽装結婚をすることから始まるラブコメとなっている本作。第1話では、明葉はファミレスで女性にプロポーズし、怒った相手から水をかけられるサラリーマンを目撃。その後、取引先との飲み会でそのサラリーマン・百瀬と再会し――というストーリーが描かれた。

※以下、ネタバレ含む。

 >>新ドラマ『SUPER RICH』貧乏学生の設定に疑問「貧乏というより非常識」「他力本願すぎ」の声も<<

 第1話放送後、ネット上には既視感を指摘する声が噴出した。

 「第1話で描かれたのは、祖母の小料理屋を守るためにお金が必要な明葉と、そのお金を貸せるだけの財力があり、偽装結婚の相手を探している柊の利害が一致し、期間限定の婚姻関係を結ぶという展開。関係は明葉が借りた500万円を返すまでの期間で、共同生活を行うというものでした。しかし、相手に借金をして、それを返すまでの間、共同生活を余儀なくされる貧乏女子と言えば、前クール同枠で放送されていたドラマ『プロミス・シンデレラ』(同)と全く同じ。既視感のある展開に、ネットからは『さすがに見飽きた』『作品の選択ミス』『マンネリすぎる』『なんで同じような話?』『また借金束縛系か…』といった呆れ声が聞かれてしまいました」(ドラマライター)

 また、柊の結婚したい動機の弱さにもツッコミが集まった。

 「柊は自身に好きな人がいると明かし、その好きな人については『結婚できない相手』と説明。『この思いをその人に気づかれて、避けられたり気を使わせたり嫌われたりしたくない』という理由で、別の人と結婚したいと語っていました。しかし、離婚後は『元妻を忘れられず再婚などしない男』という設定で世間を欺くと話していましたが、ネットからは『回りくどいことしないで恋愛に興味ない人設定にすれば?』『離婚してもいいなら結婚に固執する意味が分からない』『誰とは明かさず、好きな人を忘れられない設定でいいじゃん』という困惑の声が集まっていました」(同)

 おそらく、ここから恋愛に発展していくだろう2人。その展開で視聴者を納得させることはできるのだろうか――。

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