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ソフトB・川島、新庄日本ハムからのオファーを匂わせ? テレビ番組での意味深発言が物議、グラウンド外での働きを期待か

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 今季限りでソフトバンクを退団したプロ16年目・38歳の川島慶三が、9日放送の『アサデス。』(KBC九州朝日放送)にVTR出演。番組内で口にした去就についての発言がネット上で話題となっている。

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 川島は10月26日に戦力外通告を受けた当初の心境や、2014年7月のトレード加入から今季まで過ごしたソフトバンク時代の思い出についてトーク。その中で、インタビュアーから「日本ハム時代に1年新庄さんとやったじゃないですか。『新庄さんのもとで』とかいう思いはないですか?」と去就について質問を受けた。

 川島は直前まで、他球団からのオファーの有無については「今のところここで言えることはない」と言葉を濁していた。しかし、この質問を聞くと「おー鋭い、鋭いな。楽しみにしておいてください、その言葉」と、水面下で日本ハム入りの話が進んでいるかのような旨を口にした。

 川島の発言を受け、ネット上には「川島日ハム行くの? これまで何もニュース無かったからビックリなんだけど」、「確かに川島と新庄は2006年だけ一緒にプレーしてるけど、もしかしてその新庄に呼ばれてるのか?」、「何の根拠もなくこんな発言はしないだろうし今後の展開が気になるな」と驚きの声が寄せられている。

 一方、「年齢や成績を考えると日本ハムが獲るメリットは薄い気がするけど本当に声かかってるんだろうか」、「一瞬『代打要員目的か?』とも思ったけど、今年の川島は代打打率も良くないしなあ」、「戦力外のベテランを拾いに行く理由が分からん、ソフトバンクの情報でも欲しいのか?」と疑問の声も数多く挙がった。

 「今季の川島は出場56試合中スタメン出場が22試合とあまり出場機会がなく、打撃成績も『.239・2本・11打点』と今ひとつ。また、代打打率は『.172』と2割を切るなど代打としてもあまり活躍できてはいません。こうした数字に加え高齢であることからソフトバンクを戦力外となったわけですが、その川島の獲得を日本ハムが狙っているのかどうか疑問に思っているファンも少なくないようです。日本ハム側が本当に川島の獲得に動いているかどうかは不明ですが、ファンの間では事実なら成績以外の部分が狙いではないかという見方もされています。日本ハムは今季ソフトバンクに『6勝13敗6分』と大きく負け越していることから、川島を獲得して選手の弱点やチーム戦略といった内部情報を得ようとしているのではないかという意見も見られますね」(野球ライター)

 現在の日本ハムは川島が主に守る二塁・遊撃に渡邉諒、石井一成、佐藤龍世と20歳代の選手を複数擁しているが、絶対的なレギュラーに君臨している選手は不在。そのため、一部ファンからは「日ハムはコーチ的役割を見込んでいるのでは」という声も挙がっているが、果たして今回の“匂わせ”発言は現実のものとなるのだろうか。

文 / 柴田雅人

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