search
とじる
トップ > スポーツ > 日本ハム・清宮は「“瘦せる”を間違った」? 球界OBが深刻な問題を指摘、奮起無ければ二軍幽閉は不可避か

日本ハム・清宮は「“瘦せる”を間違った」? 球界OBが深刻な問題を指摘、奮起無ければ二軍幽閉は不可避か

pic pic

清宮幸太郎(写真は高校時代)

 野球解説者・岩本勉氏(元日本ハム)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ5年目・22歳の清宮幸太郎に対する発言がネット上で話題となっている。

 今回の動画で岩本氏は、16日に行われ日本ハムが「5-7」で敗れた西武とのオープン戦で目についた選手について複数の名を挙げながらトーク。その中で、同戦に出場していた清宮に奮起を求めた。

 >>日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?<<

 清宮は「9番・指名打者」でスタメン出場したが、2回表2死一塁の1打席目は空三振、5回表1死の第2打席は二飛とヒットを打てないまま、7回表無死二、三塁で第3打席が回ったところで代打を送られ交代。同戦終了時点で、OP戦成績は「.190・0本・0打点」と打率2割を切っている。

 深刻な打撃不振にあえいでいる清宮について、岩本氏は「(春季キャンプの時期から)体重10キロ以上落ちたという情報の割にはスピード、動きに関しての機敏さはあんまり感じれなかった」と、動けるように見えるが昨年と変わっていないと指摘。その上で「“瘦せる”と“引き締める”の違いをちょっと間違ったのかな」と続けた。

 清宮は昨秋キャンプで新庄剛志監督から「ちょっとデブじゃね? ちょっとやせない?」と言われたことを機にダイエットに取り組み、2月1日のキャンプインまでに9キロの減量に成功したことが伝えられている。ファンの間でも「体つきが細くなった」、「首まわりの肉が落ちた」と取り組みの成果を評価する声は少なくないが、岩本氏は脂肪だけでなく筋肉も落ちてしまっているのではと危惧しているようだ。

 一方、二飛に倒れた第2打席については去年までのようにすぐにバットは出さず、球を呼び込めている節もあったと指摘した岩本氏。「幸ちゃん、この悔しい思いをぶつけながらどんな顔して立ち上がりますか? 周りが近寄れんぐらいの形相で野球と向き合ってみてはいかがですか?」と、途中交代の悔しさをバネに奮起することを求めた。

 この岩本氏の発言を受け、ネット上には「確かに試合途中でベンチに下げられるほどの不振には危機感を持たないといけない」、「攻守にキレが無いなら、ウェイトトレーニングの量増やすとかしてもいいのかも」と同調の声が挙がった。一方、「このまま改善が無いようだと、新庄監督に腐った認定されそうで心配」、「本人がこの動画見てるかは知らないけど、そろそろ何かしら結果出さないと二軍で干されることになりかねないぞ」と今後への懸念も多数みられた。

 「新庄監督は春季キャンプを打ち上げた2月28日に、今季の選手起用について『(一、二軍の)入れ替えはすごく激しくする一年にするが、気持ちがある選手は上げるし、腐ってしまう選手は上げない』と、やる気の感じられない選手は一軍では使わないと表明したことが伝えられています。この意向の影響もあってか、OP戦では万波中正(.294・5本・11打点)、水野達稀(.375・1本・3打点)、今川優馬(240・3本・6打点)と若手の猛アピールが目立っていますが、その一方でほとんどアピールできていない清宮はこの調子だと『腐ってしまった』と新庄監督に判断され見限られてしまう可能性もゼロではないでしょう」(野球ライター)

 3月25日の開幕戦に向け、残るは18~20日のDeNA3連戦のみとなった今OP戦。清宮は一軍生き残りのため、このラスト3連戦で何らかの爪痕を残すことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
岩本勉氏の公式YouTubeチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UC7CeOxGzcmmxbf_Oacxf7sg

関連記事

タグから探す


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ