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新庄監督が新人・北山を開幕投手に選んだ本当の狙い 歴史的な大抜擢は不協和音を招くリスクも?

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新庄剛志監督

 開幕投手はドラフト下位指名の新人投手。日本ハム球団では66年ぶりの快挙だそうだ。

 “ビッグボス”新庄剛志監督が3月23日の午前中、開幕投手を発表した。ドラフト8位・北山亘基(京産大)だ。「良い投手を3、4番手に持っていったら…」という“エース温存案”も発言してきたので、ルーキーの抜てきに衝撃はなかった。

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 「いや、北山はオープン戦5試合に登板したものの、先発は一度もありません。やっぱり、サプライズですよ」(プロ野球解説者)

 対戦するソフトバンクの藤本博史監督は冷静に受け止めていたそうだが、

 「ロングリリーフの投手が来るかも分からない」

 とも語っていた。

 ロングリリーフの投入、つまり、「オープナー」を“警戒”しているのだ。

 オープナーとは、本来はリリーフの投手を先発マウンドに上げ、その後もリリーバーを投入していく継投策だ。

 北山がオープン戦同様、1イニングをピシャリと抑え、その後、ロングリリーフのできる投手を投入。試合中盤から矢継ぎ早にリリーフ投手をつぎ込まれたら、いくら強力なソフトバンク打線でも攻め切れないだろう。

 そんな新庄監督の開幕プランも予想されるが、不安要素もないわけではない。

 そもそも、開幕投手の発表には「順番」がある。一番が本人だが、実はそれを告げるタイミングが非常に難しいのだ。次に注意しなければならないのが、選手たちに納得させること。ファンへの公表は、そんなチーム内での段取りが終わってからになるのだ。

 「開幕投手を務めた経験があればともかく、新人ですからね。ほかに好調な投手がいましたし、北山自身に『なぜ、自分が?』と思わせてはダメ」(前出・プロ野球解説者)

 何人かのチーム関係者に、「開幕投手を告げたのはいつ?」と聞いてみたが、「知らない」「分からない」としか返って来なかった。

 経験値の浅い投手に大役を告げるタイミングとして、最も理想的とされるのが好投した直後。3月3日のヤクルト戦後だろうか。150キロ台の直球で3者連続三振に切って落とし、新庄監督は「バッターボックスから3、4メートル手前での、そこが良いんだよね」と、独自の着眼点で北山のことを褒めていたが…。

 そのヤクルト戦を指して、こんな情報も聞かれた。

 「以後、日本ハムのコーチスタッフは『北山は守護神向き』と言うようになったんです。昨季の日本一チームに臆することなく、堂々としたピッチングでしたし、その度胸も買っていたのでしょう」(スポーツ紙記者)

 こんな予想もできる。北山の先発は開幕戦だけであって、その後はクローザーで使っていくのではないだろうか。

 「守護神に求められるのは、チームからの信頼。マウンドに立つのと同時に、選手全員に『今日は勝った』と思わせること」(前出・プロ野球解説者)

 開幕戦で好投すれば、チームメイトは北山に絶大な信頼を寄せるだろう。新庄監督は長丁場のペナントレースを乗り切るため、開幕戦で“絶対的な守護神”を作り出そうとしているのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)

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