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プロ野球中継、テレビ各局にとって“オワコン”だった? テレ東の緊急生中継も物議に

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佐々木朗希

 ロッテ・佐々木朗希が完全試合を達成した、4月10日のZOZOマリンでのロッテ―オリックス戦の放送がなかったことで、地元・千葉テレビに批判が殺到した。

 それを受け、同局は各スポーツ紙などに対して、「視聴者から多くの問い合わせをいただきました。県民や視聴者の期待に応えてなるべく多くの試合を放送していきたいと思っています」と回答。

 その上で、今季、土日の試合の生中継はなく、もともと10日は放送を予定していなかったことを明かしたが、それにはそれなりの事情があったというのだ。

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 「今季、千葉テレビは30試合の中継を予定していたが、今やプロ野球中継は全球団の試合が動画配信サービス・DAZNの独壇場で、各球団は放送権をことごとく売り払っている。土日の放送枠はJRAや通販会社に買い取ってもらっているが、どちらも年間1億円以上のスポンサー料が入り、プロ野球中継を流すよりもよほど儲かるので、プロ野球中継をしている場合ではなかった。要は、もはやプロ野球中継は視聴率が取れないし、広告収入も稼げないので〝オワコン〟になってしまった」(テレビ局関係者)

 同10日の完全試合達成を受け、同17日の日本ハム戦をテレビ東京が地上波で緊急生中継。急きょ番組編成を再編する英断に、放送前は称賛の声が上がったが、放送がスタートすると一転。

 「イニング終了ごとにCMを流したが、自社の番組宣伝を含め4回までになんと74本のCMを放送。明らかに詰め込みすぎだったが、当初契約していたCMに加え、急きょ枠に入り込んだCMもあったので、詰め込むしかなかった。とはいえ、テレ東の営業サイドも必死で広告枠を埋めているので仕方ない話。だが、中継は佐々木がまだパーフェクト投球を続けていた8回表が終了した時点で打ち切られてしまったのは残念だった」(広告代理店関係者)

 プロ野球ファンにとって、無料で好きな球団の試合を見ることができる時代は終わったようだ。

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